イラク首都で往来・外出禁止令 失業問題などのデモ受け
2019年 10月 03日
イラクでは、失業問題などのデモが散発的に発生しています。
イラク首都で往来・外出禁止令
2019年10月03日21時09分
イラクのアブドルマハディ首相が、同国の首都バグダッド市内での往来禁止令を発令しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、イラクのテレビ局は「イラク軍総司令官を兼任するアブドルマハディ首相は2日水曜、同日朝5時以降、病気治療外の外出や救急車の走行以外の往来を全面的に禁止した」と報じています。
同首相はまた、イラク憲法の枠組み内での抗議行動の権利を強調すると共に、公安維持と公共施設の破損を回避するよう求めました。
バグダッド市内をはじめとするイラクの一部の都市では、先月30日から 失業や経済問題などに抗議するデモが散発的に発生しています。
情報筋は、2日水曜までにバグダッド市内やイラク・ズィガール州での抗議者と治安当局の衝突による死亡者数が10人に達したことを明らかにしました。
こうした中、一部の情報筋は3日木曜午前、バグダッド市内のグリーンゾーン地区で爆音が聞こえたとしています。
by hiroseto2004
| 2019-10-03 21:46
| 国際情勢
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