ヨーロッパが、ブレグジットの再延期に同意する可能性が浮上
2019年 10月 06日
イギリスは、そもそも、EUで特別扱いをしてもらってきていました。
はっきりいって、そもそも、離脱そのものをしないほうが賢いとはおもいますが。
EUの今期議長国フィンランドが、イギリスのEU離脱・ブレグジットが今月31日までに実現する可能性は低いとし、ブレグジットがさらに延期される可能性があるとしました。
フィンランドのアンティ・リンネ首相は、ドイツの新聞ディウェルトのインタビューで、現状でのブレグジット期限の再延期に関して、これを受け入れる用意を表明しています。
リネ首相はまた、これに関するイギリスのあらゆる要請を検討する用意がある、としました。
さらに、合意なしのブレグジット禁止の必要性を強調し、「現在のところ、今月末までの合意成立は全くないと見られ、合意なしのブレグジットの可能性が存在する」と語っています。
イギリスのジョンソン首相は今月2日、ブレグジット実施合意の枠組みでの新案を提示し、北アイルランドがイングランドとともに、2020年末までの完全な離脱までの準備期間終了後に、EU関税同盟から離脱するものの、2025年まではEUの規則に従い、北アイルランドとアイルランドの間の製品取引は離脱準備期間中に、国境センターを経由して行われる、としています。
イギリスとEUにとって、ブレグジットに関して合意を成立させるための猶予期間は1ヶ月を切っています。
ジョンソン首相は、今月31日までに合意なしのイギリスのEU離脱を実現させると強調しています。
by hiroseto2004
| 2019-10-06 22:19
| 国際情勢
|
Trackback