人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

世界で「勝ったはずの民主主義」が自滅?リクルート事件で自民惨敗&ベルリンの壁崩壊30年

世界中で「勝ったはずの民主主義」が自滅?リクルート事件で自民惨敗&ベルリンの壁崩壊30年

日本では、30年前、リクルート事件も背景に自民党が参院選で惨敗し、政治腐敗をなくそうと言う気風が高まった。
東欧ではベルリンの壁崩壊に見られるようにスターリン主義国が崩壊した。

日本では、民主主義が進化し、世界でも民主化が進む「はず」だった。
だが、今、日本では「文書改ざん・廃棄」「桜を見る会」「玉ねぎ夫婦」に見られるように政治は腐りきった。30年前の政治腐敗打破への人々の心意気はどこへ行ってしまったのだ?!
世界では、アメリカも欧州も格差・貧困や宗教対立でグダグダになってきた。

アメリカは中東やアフリカや中南米で嫌われ、ロシアや中国が途上国の「心のすき間」を埋めるかのようにイニシアティブを握っていく。

日本でも民主主義や人権より金権、の安倍ジャパンが隆盛を極めている。

なぜ、こんなことになってしまったか?
やはり、「冷戦の勝者」だった「欧米主流」のおごりはあったろう。

クリントン夫妻やブレア、シュレーダー、メルケルらポストモダンの「人権や民主主義に熱心に見える方々」が国内で格差や貧困が広がったのを放置した結果、「人権や民主主義」そのものまでうさんくさく見られるようになってしまった。そして、ルペンやブレクジットやトランプを招いた。

また、欧米は中東やアフリカで植民地支配や空爆や核実験をやらかした反省もないまま、また、アフガニスタンやイラクを「テロ対策」と称して侵略した。

中東やアフリカで欧米が信望を失い、ロシアや中国が大きな顔をする状況になった。欧米主流が無反省なことは、安倍晋三さんら日本の戦前信奉者やエルドアンら中東の独裁者が開き直る口実にもなった。

むろん、「今の」ロシアや中国がこのまま大きな顔をするのが良いわけがないし、ジョンソンも安倍晋三もエルドアンも腐っている。

冷戦の勝者だった「欧米主流」の倫理的責任は誠に重い。まずは核実験の被害者への補償や国内の格差是正から手をつけることを勧告したい。

日本の場合は政治腐敗打破=小選挙区制という方向に誘導されたのも痛かった。結局、日本では、総理=総裁の独裁が強まっただけだったのだ。

by hiroseto2004 | 2019-11-11 18:46 | 国際情勢 | Trackback