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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

時代錯誤だった1990年代の大店法廃止&郊外開発

時代錯誤だった1990年代の大店法廃止&郊外開発

1990年代、高齢社会、人口減少、気候変動はすぐそこに来ているのに日本はおろかな道を選んだ。
日本は大店法を廃止。山を切り開き郊外にどんどん住宅を作り、クルマでしかいけないような大店ばかりにした。
その結果は20年後の今、出ている。人口減少で空き家が発生しまくりだ。無理に山を切り開いた住宅街では、気候変動が進んだいま、土砂災害が家々を直撃している。
高齢者はヒヤヒヤしながら日常生活のためにはクルマを運転せざるをえない状況だ。
クルマ依存度が上がった日本のシステムはCO2削減を困難にしている。
1990年代後半の広島瀬戸内新聞はこうしたことを指摘してきたが、当時の世論には、身近な人も含めて、ほとんど相手にされなかった。しかし、いま、ようやく、気候変動で土砂災害や洪水が相次ぎ、人口減少で空き家が発生しまくり、高齢者の移動をどうするかが問題になってきて、大慌てと言う状況である。
飯塚幸三被疑者にムカつく気持ちはわかるが、被疑者を叩いていても問題は解決しないのもまた事実だ。
思いきった土地の新規開発禁止やモーダルシフト(高齢者への思いきった代替交通手段への補助、財源は炭素税でよいだろう)などを打ち出すときに来ているのだ。
それにしても1990年代の日本は愚かだった。
何で高齢社会、人口減少を見通して、山を削るのを禁止しなかったか?
気候変動を見通して、モーダルシフトを進めなかったか?エネルギーシフトをしなかったか?悔やんでも悔やみきれない。

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by hiroseto2004 | 2019-11-14 21:43 | 環境・街づくり | Trackback