本社、2016年に「瀬戸内海中部地震」の危険性指摘
2019年 11月 27日
昨日11月26日、瀬戸内海中部では3度も地震発生。
中央構造線断層帯の少し北側です。
瀬戸内海中部地震の危険性について、2016年8月に指摘しています。
1999年には今回より東側でM4.6の地震が起きています。20年ぶりの大きな地震ですがその時との違いは、今回は地震が頻発していることです。
瀬戸内海中部でM3.9地震!千葉県南東沖でもM5.1!
「瀬戸内海中部地震」
産総研の活断層データベースを拝見していたところ、中央構造線の北側と南側それぞれ20kmくらいの所にも結構活断層があるのが確認できます。香川県中部、愛媛県高縄半島、徳島県山岳地帯に結構断層があります。
こういうところでも結構ひずみがたまっているのではないでしょうか?
今朝の瀬戸内海中部の地震も中央構造線の北約20kmの燧灘が震源。
最近では1999年10月30日に以下のようなM4.6の地震が発生しました。
「瀬戸内海中部地震」
産総研の活断層データベースを拝見していたところ、中央構造線の北側と南側それぞれ20kmくらいの所にも結構活断層があるのが確認できます。香川県中部、愛媛県高縄半島、徳島県山岳地帯に結構断層があります。
こういうところでも結構ひずみがたまっているのではないでしょうか?
今朝の瀬戸内海中部の地震も中央構造線の北約20kmの燧灘が震源。
最近では1999年10月30日に以下のようなM4.6の地震が発生しました。
観音寺市で震度4.岡山県里庄町、徳島県三好市、東みよし町、愛媛県四国中央市で震度3.高松市、岡山市北区、徳島市、今治市(市街地、しまなみ沿線双方)、南あわじ市、和歌山県日高川町、そして広島県の三原市、尾道市、福山市、呉市、高知県安芸市、山口県田布施町、周防大島町で震度2,そのほか近畿・中四国の広い範囲で有感でした。
過去には香川県中部で1532年に、
https://www.shikoku-saigai.com/archives/8838
のような大地震がありました。
おそらく、香川県中部の長尾断層帯M7.1の活動ではないかと推測されます。
1533年、1531年に愛媛県松山市の中島という所でも地震の記録がありますが、ひょっとしたら、讃岐の大地震と関連して地震があった可能性もありますね。
https://www.shikoku-saigai.com/wp-content/uploads/2012/04/dccc72877ad0e7a18de3c3009dc33a357.pdf
この中島では、「地震」という記録もけっこうあります。
震度3以下で災害になることは考えられないので、中島で震度4以上、瀬戸内地方のどこかで震度5弱以上の揺れを観測するような地震は相当数起きていたと言わざるを得ません。伊方原発を含む瀬戸内地方が地震災害が少ないなどと言うのは全く根拠薄弱なのです。
今朝の地震も、中央構造線の北側20km付近のそれなりに地殻にひずみがたまっている「東西に延びる帯」で起きたと言えるでしょう。
活断層は確認されていないが、それまでに活断層が確認されていなくても大震災が起きたことなどいくらでもあります。
伊方原発の再起動など「飛んで火に入る夏の虫」なのではないでしょうか?
なお、今朝の震源あたりでM7以上の大地震が起きた場合、広島県東部の福山などでも津波が予想されます。三原市や尾道市や福山市などは海岸にもろに面したところに人口が密集しています。東日本大震災のような巨大津波はさすがになくても、数十センチ~1m程度でも、浸水などの被害が心配ですね。
過去には香川県中部で1532年に、
https://www.shikoku-saigai.com/archives/8838
のような大地震がありました。
おそらく、香川県中部の長尾断層帯M7.1の活動ではないかと推測されます。
1533年、1531年に愛媛県松山市の中島という所でも地震の記録がありますが、ひょっとしたら、讃岐の大地震と関連して地震があった可能性もありますね。
https://www.shikoku-saigai.com/wp-content/uploads/2012/04/dccc72877ad0e7a18de3c3009dc33a357.pdf
この中島では、「地震」という記録もけっこうあります。
震度3以下で災害になることは考えられないので、中島で震度4以上、瀬戸内地方のどこかで震度5弱以上の揺れを観測するような地震は相当数起きていたと言わざるを得ません。伊方原発を含む瀬戸内地方が地震災害が少ないなどと言うのは全く根拠薄弱なのです。
今朝の地震も、中央構造線の北側20km付近のそれなりに地殻にひずみがたまっている「東西に延びる帯」で起きたと言えるでしょう。
ひょっとすると、中央構造線の断層面の一番深い部分という可能性もありますね。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/katsudansou_pdf/81_83_85_86_89_chuo_2.pdf
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/katsudansou_pdf/81_83_85_86_89_chuo_2.pdf
あるいは、中央構造線でかつて(1596年の慶長地震?)起きた地震の地下やや深い部分の滑り残しの可能性もあるのではないか?
活断層は確認されていないが、それまでに活断層が確認されていなくても大震災が起きたことなどいくらでもあります。
伊方原発の再起動など「飛んで火に入る夏の虫」なのではないでしょうか?
なお、今朝の震源あたりでM7以上の大地震が起きた場合、広島県東部の福山などでも津波が予想されます。三原市や尾道市や福山市などは海岸にもろに面したところに人口が密集しています。東日本大震災のような巨大津波はさすがになくても、数十センチ~1m程度でも、浸水などの被害が心配ですね。
by hiroseto2004
| 2019-11-27 11:39
| 事故・災害・事件
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