兵器貿易を行っているヨーロッパ諸国は偽善者・国連安保理は拒否権行使システムを廃止すべき ローマ教皇
2019年 11月 27日
ローマ教皇が、ヨーロッパ諸国の欺瞞行為を批判(動画)
2019年11月27日19時03分
ローマ教皇フランシスコが、兵器売却というヨーロッパ諸国の欺瞞行為を批判しました。
ローマ教皇が、この発言を行ったのは、今月23日からの訪日を終えてバチカンに帰国する26日火曜の飛行機の中でのことです。
ローマ教皇は今回の訪日で、広島の平和記念公園や長崎の爆心地公園などを訪問していました。
AP通信社の映像ニュース部門であるAPテレビジョンニュース(APTN)によりますと、ローマ教皇は「平和を謳いながら、実際には兵器貿易を行っているヨーロッパ諸国は偽善者に等しい」としています。
また、既に大規模な意見の一致が見られる重要な問題に関しての国連安保理の取り組みが行き詰まりに陥っている状況を指摘し、「国連安保理は拒否権行使システムを廃止すべきだ」と述べました。
ローマ教皇がこの表明を行ったのは、アメリカとその西側同盟国が世界で最も主要な武器輸出国となっている中でのことです。
by hiroseto2004
| 2019-11-27 20:35
| 国際情勢
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