バグラム米空軍基地への攻撃 負傷者が拡大/米軍武器の影響でアフガニスタン人が健康被害
2019年 12月 11日
アフガニスタンで米軍基地に攻撃。しかし、
バグラム米空軍基地への攻撃 負傷者が拡大
2019年12月11日20時52分
アフガニスタン地元関係者が、同国パルワン州のバグラム米空軍基地付近で発生した爆発による負傷者の数がさらに増加したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、バグラム市の行政長官は、11日水曜朝に発生したバグラム空軍基地周辺での攻撃は、襲撃者7人が爆弾を仕掛けた自動車2台を米軍隊列の進行ルート上で爆発させたもので、50人が負傷したと発表しました。
こうした中、パルワン州知事報道官は、今回の爆発の後に米軍と襲撃者が衝突し数時間に渡って続いたと説明しました。
これまで衝突による死者数は報告されておらず、犯行声明も出されていません。バグラム空軍基地は、過去何度もアフガニスタンの反体制派組織タリバンによる攻撃の標的となってきました。
同基地はアフガニスタン最大規模の米軍基地の1つで、数百人の兵士が駐屯しています。
アフガニスタン地元関係者が、同国パルワン州のバグラム米空軍基地付近で発生した爆発による負傷者の数がさらに増加したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、バグラム市の行政長官は、11日水曜朝に発生したバグラム空軍基地周辺での攻撃は、襲撃者7人が爆弾を仕掛けた自動車2台を米軍隊列の進行ルート上で爆発させたもので、50人が負傷したと発表しました。
こうした中、パルワン州知事報道官は、今回の爆発の後に米軍と襲撃者が衝突し数時間に渡って続いたと説明しました。
これまで衝突による死者数は報告されておらず、犯行声明も出されていません。バグラム空軍基地は、過去何度もアフガニスタンの反体制派組織タリバンによる攻撃の標的となってきました。
同基地はアフガニスタン最大規模の米軍基地の1つで、数百人の兵士が駐屯しています。
米軍武器の影響でアフガニスタン人が健康被害
アフガニスタンの退役軍人が、アメリカが戦争で違法な兵器を使用しているせいで様々な病気が発生していると述べました。
アフガニスタンの退役軍人で軍事専門家のアティグアッラー・アマルヘイル氏は10日火曜、IRIB国際放送のインタビューで、米軍がアフガニスタンで使用してきた爆弾が化学兵器と同等の影響を与えていると指摘しました。
同氏は、米軍のアフガン進駐以降、以前は見られなかった様々な病気が明らかに増えたことを強調し、「米軍が使用した兵器は、先天性疾患や自然では起こり得ない障害を持つ子供たちが生まれる原因になっている」と続けました。
同氏はさらに、「アフガニスタンは世界でもっとも澄んだ空気を持つ国だった」と強調し、「現在、周辺地域で甚だしく大気が汚染され、断続的に干ばつが起きている。米軍がアフガニスタンで使用した危険な兵器の影響は、時が経てば経つほどはっきりするだろう」と語りました。
米国とその同盟国は2001年、テロリスト掃討と治安回復を標榜してアフガニスタンに侵攻しました。しかし、現在に至るまで治安は安定せず、テロや麻薬生産は増加の一途をたどっています。