イラク首相「ソレイマーニー司令官はイラクの招きで訪問していた」・イラク議会が、同国からの米軍撤退案を可決
2020年 01月 07日
イラク首相はソレイマニ司令官が、イラクの招きで、和平の目的でイラクを訪問していた。外交目的でのイラク訪問だった。トランプシンパの日本人の「勝手に占領目的で侵入していた」というのは思い込み。また、イラク議会は米軍撤退を決議。少しは日本も見習ったら?せめて日米地位協定改定くらいかちとろう。
イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラク首相「ソレイマーニー司令官はイラクの招きで訪問していた」
1月 06, 2020 16:49 Asia/Tokyo
既に辞任を表明しているイラクのアブドルマハディ首相が、「殉教したイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は、イラク政府の招待によりわが国のバグダッドを訪問していた」と述べました。
イラクの国営通信によりますと、アブドルマハディ首相は5日日曜、イラク議会にて、「予定では、3日金曜朝にソレイマーニー司令官と会談し、先にイラク政府がイランに渡していたサウジアラビアの書簡に対し、イラン側から返事を手渡されることになっていた」と語りました。
また、サウジがイランに宛てた書簡は、地域の緊張緩和に言及した内容だったとしました。
アブドルマフディ首相のこの表明は、ソレイマーニー司令官のイラク訪問が軍事目的だったと主張するアメリカの説明を覆すものです。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。
既に辞任を表明しているイラクのアブドルマハディ首相が、「殉教したイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は、イラク政府の招待によりわが国のバグダッドを訪問していた」と述べました。
イラクの国営通信によりますと、アブドルマハディ首相は5日日曜、イラク議会にて、「予定では、3日金曜朝にソレイマーニー司令官と会談し、先にイラク政府がイランに渡していたサウジアラビアの書簡に対し、イラン側から返事を手渡されることになっていた」と語りました。
また、サウジがイランに宛てた書簡は、地域の緊張緩和に言及した内容だったとしました。
アブドルマフディ首相のこの表明は、ソレイマーニー司令官のイラク訪問が軍事目的だったと主張するアメリカの説明を覆すものです。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。
イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラク議会が、同国からの米軍撤退案を可決
イラク議会が5日日曜、採決を行い、同国からアメリカ軍を撤退させる法案を可決しました。
ファールス通信によりますと、イラク議会は5日日曜、米軍撤退案の可決要求および、同国軍が最近イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラク民兵組織のアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の殺害にイラク領を利用した事を受けて、緊急会議を開催しました。
議員らは、この会議の冒頭で「アメリカに死を」、「シオニスト政権イスラエルに死を」とのスローガンを唱えました。
また、すでに辞任を表明している同国アブドルマハディ首相は、今回の採決において、米軍の即時イラク撤退を求めています。
さらに、「イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビは、わが国の治安システムの一翼を担う」とし、同民兵組織を狙った米国の攻撃を非難しました。
そして、テロ組織との戦いに果たすイランの役割を賞賛し、「イランはこの数年間、イラクにいるテロ組織ISISとの戦いに効果的な役割を果たしてきた。テロリストへの対処においてイラクの国民と治安部隊を支援してきた」と語りました。
米軍は3日未明にテロを挙行し、イラク・バグダッド空港付近においてソレイマーニー司令官とアブーマハディ・アルムハンディス副司令官が乗った車両を空から攻撃、この中で両名を含む10名が殉教しました。