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by hiroseto2004

アメリカの女性団体がイランにモサデグ打倒の暴挙を謝罪【これは画期的だ】

アメリカの女性団体がイランにモサデグ打倒の暴挙を謝罪【これは画期的だ】
1953年、米英帝国主義は、イランの民主的に選ばれたモサデグ政権をクーデターで打倒した。
このほど、アメリカの女性団体がイランにアメリカの暴挙を謝罪した。https://www.codepink.org/
米国の反戦女性団体コード・ピンク(Code Pink: Women for peace)が、イラン国民が米政府により押し付けられた圧力で苦しんでいるとして、米国人1万人以上が署名した謝罪文書を在ワシントン・イラン利益代表部に渡しました。
イルナー通信によりますと、この謝罪文書は28日火曜、コード・ピンクの設立者の1人、メディア・ベンジャミン氏と同団体の一行が在ワシントン・イラン代表部を訪れ、手渡されました。
この文書の中で、「米国人は、世界の人々の平和と安全に責任を感じるのと同様、このたびこの文書に署名した我々も、イランに対する米大統領の嫌悪に満ちた行動にお詫びする」としています。
また「米政府は、イラン国内問題に干渉するという忌まわしい経歴を有している。イラン民主政権の転覆につながった米国による1953年の軍事クーデターは、倫理上の責任感に欠けるものだった」と記しています。
さらに、イラン革命防衛隊司令官を暗殺した米国の最近の行動について、米トランプ大統領の外交政策において最も危険で煽動的な決定だったと指摘し、「トランプ大統領の命令で行われたイラク領内でのイランのソレイマーニー司令官の暗殺は、世界の安全を危険に晒した。この行動は国際法からみても違法な行動だった」とし、「米国民はイラン国民との平和共存と連携を求めている」としました。(引用終わり)

英米仏などは過去に散々、アジアでも植民地支配や空爆しまくりだったことの反省や謝罪もないまま、偉そうに人権や民主主義とか環境とかでご高説を垂れてきた面は否めない。
そのダブスタが反感を買っている。中国やロシアにすがる国が出たり、イスラム過激派が伸びる一因になっている。
今回、民間レベルだが、アメリカの女性団体がイランに謝罪したのは意義深い。
まあ、これが多くの欧米の男性政治家なら、アジアに対して「人権がー、民主主義がー、環境がー」とご高説を垂れつつ、実際にはそんなもの、マウントをとる口実なのだが。で、グレタさんみたいに欧米の身内の若い女性が声をあげたらやっぱりマウントをとるという有り様だ。
とにかく、欧米がアジア・イスラムの民衆から不信感を持たれていたらなかなか人権や民主主義や環境対策も進まないだろう。
そういう壁を越える意味でアメリカ女性団体の行動には感激した。

by hiroseto2004 | 2020-02-01 17:58 | 国際情勢 | Trackback