イエメン首都で、「世紀の取引」を非難する行進
2020年 02月 01日
サウジアラビアと戦争中のイエメン(フーシ派)でも、「世紀の取引」を非難する行進。
イエメン首都で、「世紀の取引」を非難する行進(動画)
2月 01, 2020 17:15 Asia/Tokyo
イエメンの首都サヌアで先月31日金曜、パレスチナの処遇を一方的に決定する「世紀の取引」案からパレスチナの人々を擁護しようと、数万人の人々が大行進を行ないました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、「”世紀の取引”にNO」と題して開催されたこの行進に参加した人々は、スローガンを唱えてパレスチナの理想を守ることを強調しました。
イエメンの人々は行進の終わりに、差別的な「世紀の取引」案を非難する声明を発表し、この計画案はアメリカとイスラエルにとって悲劇しかもたらさないことを強調しました。
イエメン北部のサアダ市でも、同日午前に数千人の市民が行進を行い、恥ずべき「世紀の取引」案への反対を訴えました。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と並んで、「世紀の取引」と名付けたユダヤ民族主義・反パレスチナの著しく偏向した内容の計画案を発表しました。
同案には、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域をシオニスト政権イスラエルの首都として承認すること、ヨルダン川西岸の30パーセントにあたる土地をイスラエルに委譲すること、他国に移住したパレスチナ難民が祖国に帰還する権利を剥奪すること、パレスチナ人の完全武装解除などの内容が盛り込まれています。
by hiroseto2004
| 2020-02-01 18:06
| 国際情勢(パレスチナ情勢)
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