米当局が新たな証言、「イランのミサイル攻撃で米兵64人が脳損傷」
2020年 02月 01日
だんだん、アメリカも大本営発表だったことがあきらかに。
米当局が新たな証言、「イランのミサイル攻撃で米兵64人が脳損傷」
アサド米軍基地に対するイランのミサイル攻撃
CNNが、イラク西部アサド米軍基地に対するイランのミサイル攻撃で米兵64人が負傷したと報じました。
CNNは、米当局者2人の話として、アサド基地に対するイランのミサイル攻撃の結果、現在までに少なくとも64人の米兵が脳に損傷を負ったと報じました。
米国防総省はこれ以前に、イランのミサイル攻撃で50人の米兵が脳に損傷を負ったと発表していました。
イランによるアサド米軍基地へのミサイル攻撃の後、米トランプ大統領、エスパー国防長官、ポンペオ国務長官らは、米国人に死傷者は皆無だったと主張していました。
しかしそれ以降、米国防総省は五月雨式に、イランのミサイル攻撃による米兵の負傷を認め、負傷者数の統計を増やしています。
多くの報告、証言等はイランの報復攻撃が米兵の死につながったことを示唆していますが、米政府はこれを認める気配がありません。
イランイスラム革命防衛隊は先月8日、イランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官を暗殺した米国への報復として、イラク・アンバール州にあるアサド米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
イランイスラム革命防衛隊当局者は、このミサイル作戦で「少なくとも80人の米国のテロリスト(=米兵)が殺され、200人以上が負傷した」と述べています。
イラク政府の招待によりイラクを訪問中だったソレイマーニー司令官とその同行者らは、先月3日未明、イラクの首都バグダッド空港近くで米侵略テロリスト軍による空爆により殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、タクフィール派及びISISなど西アジア地域のテロ組織との戦いで、卓越した実績をあげた人物でした。