イラン外務省報道官、「アメリカは医薬品関連の銀行取引も停止」

ICJ国際司法裁判所の判断に反しています。

イラン外務省報道官、「アメリカは医薬品関連の銀行取引も停止」

2月 06, 2020 17:20 Asia/Tokyo

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  ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカが医薬品や食品の分野においてもイランとのあらゆる銀行取引を停止させていることを明らかにしました。

ムーサヴィー報道官は５日水曜、自身のツイッターにおいて、医薬品や食品に対し制裁を行っていないというアメリカの虚偽の主張について触れ、「アメリカは、イランへの医薬品の供給のためにいわゆる人道的ルートを開設したが、この行動は、医薬品が制裁の対象ではないという彼らの主張は事実に反するものであることを認めることになった。医薬品や食品が制裁対象にされるべきでないとしたICJ国際司法裁判所の判断に反して、これら品目の輸入は制裁の対象になっている」と語りました。

同報道官はこれ以前にも、イランとスイスの間の人道的ルート開設について、「イラン政府は、人道的ルートと称する方策を公に認めない。食糧と医薬品がいかなる場合も制裁に含まれるべきではないことを訴えていく」と述べています。