インド首都で衝突 死者13人、負傷者150人 新国籍法をめぐり
2020年 02月 26日
トランプが訪問中にインドで暴動。イスラム教徒差別の国籍法改定への賛成・反対
両者が激突、多数が死傷し、軍(日本の自衛隊の治安出動に相当)が出動し、逮捕者も多数。
インド首都で衝突 死者13人、負傷者150人 新国籍法をめぐり
2月 26, 2020 18:18 Asia/Tokyo
インド首都での衝突
インドの首都ニューデリーで、非イスラム教徒への国籍の付与をめぐり物議をかもしている新国籍法の賛成派と反対派の間で衝突が発生し、この中で死者13人、負傷者は150人にのぼっています。
ファールス通信によりますと、24日月曜にインド国籍法をめぐり反対派と賛成派の間で発生した衝突は、同国ハイデラバードをトランプ米大統領が訪問中に同時に起こりました。
ニューデリーでの24日の抗議行動には、新法に反対する数千人の人々に加え、賛成派の人々も参加していました。警察当局は、 催涙弾や発煙筒を使用しましたが、この衝突をコントロールすることができませんでした。
目撃者によりますと、インド軍が出動し多数の抗議者を逮捕したということです。
デモ参加者は、「インド政府はこの法律を廃止する以外に選択肢はない。それが実現しない限り抗議を継続する」と強調しました。
インド軍は新しい国籍法への抗議の声を厳しく取り締まっており、これまでに少なくとも30人が死亡、逮捕者は約2万1000人に上ります。
新国籍法は、隣接国(バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン)からインドに非難することを余儀なくされた移民に国籍と市民権を付与するものですが、イスラム教徒は対象外となっています。
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by hiroseto2004
| 2020-02-26 19:09
| 国際情勢
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