パレスチナ保健省報道官が、ガザ地区の各病院で新型コロナウイルス感染者のための医療設備や医薬品が不足していることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、パレスチナ保健省のアシュラフ・アルゴドラト報道官は29日日曜、パレスチナ・ガザ地区において、同地区での新型コロナウイルス対策の設備や医薬品の不足について触れるとともに、「ガザ地区の検疫措置は3週間延長された」と語りました。
ハマス・パレスチナイスラム抵抗運動のハニヤ政治局長も、国連のニコライ・ムラデノフ中東(西アジア)和平担当特別調整官とのテレビ会談において、「ガザ地区とヨルダン川西岸地域の封鎖は、同地区での新型コロナウイルス対策をより厳しいものにしている」としました。
WHO世界保健機関によりますと、これまでにヨルダン川西岸地域では104人の新型コロナウイルス感染が確認されています。
2006年からシオニスト政権イスラエルにより国境が完全に封鎖されていることで、ガザ地区の住民は非常に困難な状況に直面しています。
https://parstoday.com/ja/news/iran-i60269
3月 29, 2020 18:12 Asia/Tokyo
イランのあるナレッジベース企業の関係者ユーネスィー氏が、地域諸国がイランに対し、新型コロナウイルス検査キットの提供を要請してきたことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、ユーネスィー氏は、イランがコロナウイルス検査キットを輸出する能力があるとし、「トルコ、シリア、イラクといった地域諸国は、イラン製の検査キットを求めている」としました。
また、「当社は、HIV、肝炎、糖尿病といった一部の病気の診断・検査に使用される、60種類に近い製品を市場に提供している」とし、「これらの製品は世界20カ国に輸出されている」と語りました。