人気ブログランキング |

エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

【思想・哲学】和風ポストモダニズム「糸井天皇」の炎上と「新自由主義リベラルシニア」の落日ーー新型コロナウイルスであぶり出された日本社会に蔓延した「本当のウイルス」

【思想・哲学】和風ポストモダニズム「糸井天皇」の炎上と「新自由主義リベラルシニア」の落日ーー新型コロナウイルスであぶり出された日本社会に蔓延した「本当のウイルス」

日本におけるポストモダニズムの「天皇」糸井重里(「糸井天皇」)がまた炎上した。

今度は「スポーツのかわりに医療現場を中継しよう」という提案だ。

「糸井天皇」はポストモダニズムの「相対化」の手法を乱用しているうちに、善悪の判断がつきにくくなったのだろう。

そもそも、ポストモダニズムとは、「人権とか民主主義とかご高説をたれているわりに、植民地支配しまくり、核実験しまくり、空爆しまくりで、ジェンダー面でもいうほど立派ではない」西洋近現代の偽善を撃つ、という歴史的意義は否定できないだろう。

しかし、日本のようないわゆる村社会では、ポストモダニズムは、なんでもかんでも相対化してしまうことを通じて、被抑圧者が抑圧者に対して声をあげにくくなるだけになりかねない。昭和のDV男などはただただ粗暴なだけだった感があるが、最近の若手DV男は表面上男女平等の立場にたっているように装い、ポストモダニズムのレトリックを巧妙につかい、相対化で自分を正当化している傾向がある。いじめ加害者しかりである。はては、ポストモダニズムの相対化手法は「安倍さんもがんばっているから批判するな」的に悪用され、権力をあまやかしている。

しかし、そもそも、民主主義国家においては、権力とは批判されるためにある。そして権力批判なくして発展なしだろう。

「糸井天皇」と同世代の思想に「新自由主義リベラルシニア」がある。経済的には新自由主義グローバリズムを支持しつつ、アンチ自民というかアンチ古い自民党というスタンスだ。具体的には都市部の在住でわかいときは、大手企業正社員や正規公務員で、組合で社会党などを支持。自民党の支持基盤であった、医者や中小企業、農民を憎んでいた。そして、00年代以降は民主党ネオリベノの前原さんとか、自民党でも新自由主義グローバリズムの小泉さんらを支持した。むかし社会党が強かったのに、いまは自民党のネオリベが強いという地域が結構あるが、上記の「新自由主義リベラルシニア」で説明できる。
彼らは時間に余裕があって、ネット上で意見を発信すること洪水のごとし。そこそこ退職金や年金もあって余裕はある。他方で、自分らの時代の就職がよかったことや学費が安かったことをたなにあげて就職氷河期や、いまの学生を見下す傾向もある。そして、新型コロナウイルスでつぶれる中小企業なんぞつぶれてしまえ、などという暴言、医療従事者なんてどうでもよいという暴言などをかきこんでおられる。
中小企業支援の現場の公務員もこうしたシニアにいきどおっている。
安倍政権の補償がすすまないのも、ひとつは、こうした「新自由主義リベラルシニア」に議員が耳を傾けすぎるせいだ。
だが、彼らのいうとおりにしていたらどうなるか?
中小企業がつぶれて新しい産業がおこればいいが、現実にはそうならない。余計に総需要が後退して、さらに倒産や失業が増えるだけになりかねない。
さらに絶望したわかいひとたちが、犯罪にはしることもかんがえられるし、実際にそういう事件もおきはじめている。
「新自由主義リベラルシニア」のみなさんは、後輩の足を引っ張らないでいただきたい。政治家もこういう人たちに耳をかたむけすぎないでいただいたい。
正直、「和風ポストモダニズム」と「新自由主義リベラル」という珍妙な思想はこの20年~30年かけて日本社会に浸透したウイルスのようなものだ。新型コロナウイルスで彼らの無責任さは十分暴露された。
日本の場合は、近代合理性、近代民主主義の足元をかためなおすことだ。経済政策でいえば、憲法25条にもどづいた政治をいまからでも地道につくっていくしかない。








トラックバックURL : https://hiroseto.exblog.jp/tb/28963893
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by hiroseto2004 | 2020-04-30 18:52 | 新型コロナウイルス | Trackback