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by hiroseto2004

日本の検査の少なさと陽性率の高さは異常だとイランでも報道


日本の検査の少なさと陽性率の高さは異常だとイランでも報道されてしまいました。
軽症から急激に悪化する場合も多く報告されていますし、転換が必要ですね。
でないとだらだらと緊急事態宣言延長になりかねない。






4月 30, 2020 21:12 Asia/Tokyo
  • 日本の新型ウイルス検査、少なさに疑問の声
    日本の新型ウイルス検査、少なさに疑問の声

日本での新型コロナウイルス検査数が少なさが疑問視され、専門家らも危険性を指摘していることを英BBCが報じました。

世界では現在、日本における新型コロナウイルス検査数の少なさが指摘されています。英BBCはこれに関して、次のように報道しました:

日本の感染流行の中心地、人口約930万人の東京を見てみると、2月以降新型コロナウイルスの検査を受けた人は1万981人しかおらず、このうち4000人強が陽性となっています。

この結果は世界と比べ、検査人数の少なさと、陽性の割合の高さの両方において際立っています。

ここからわかるのは、日本ではすでに病状が明らかな人だけを検査していることです。実際、医師向けのガイドラインは、患者が肺炎にかかっている場合だけ検査を勧めるべきだとしています。そのため、検査を受けたいと思っている人の中に、かなり異常な経験をする人が出ています。日本で翻訳家として働くあるアメリカ人も、友人がガイドラインに従い行動したところ方々をたらい回しにされ、3日後にようやく検査の予約が取れた経験を明らかにしています。

英キングス・カレッジ・ロンドンの渋谷健司教授は、「日本は本当に支援が必要な人を識別していて、医療も一流だ、だから死者がこんなに少ない」という説を間違いではないとしながら、「軽症は気にせず、重大な症状がみられるケースに集中して命を救う。検査は症状がみられる人に重点を置く」という対処を「医師の観点からはうなずけます」と語っています。

しかし公衆衛生の観点からは、検査を拡大しない日本の姿勢は極めて危険だと、同教授は指摘します。

彼は対象患者の6%が陽性と判定された慶応大学の研究を例に上げ、「私たちは間違いなく、症状の出ていないケースや軽症のケースを見逃しています」とし、「地域での伝染は、広い範囲で明らかに起きている。この状況をとても懸念しています」としました。

渋谷教授は、実際の患者数は彼もはっきりはわからないとしながらも、公式発表の人数の20~50倍になるかもしれないとみています。つまり、日本で28万~70万人が感染している可能性があるということです。

検査が増えなければ実情はわかりません。しかし事例証拠からは、感染は報告されているよりずっと広がっているとの見方に真実味があることがわかります。

公式発表によれば、東京の新たな感染者はここ1週間、減少傾向にあす。しかし日本医師会会長の横倉医師は、「人数は本当に減っていると信じたい」としながら、「それを判断するには検査の数が不十分です」と語っています。また、「解除には、新たな感染者の安定的な減少と、実効再生産数が1を大きく下回ることが必要です」とし、現段階で緊急事態宣言は解除できないと断言しました。

日本では今週、ゴールデンウィークが始まりました。来週は気温が上がり、晴れることが予想され、人々の外出により、必然的に自覚なしに新型ウイルスを連れて行く人が一定数現れると予想されます。

渋谷教授は、検査をもっと広げないとこの世界的流行を終わらせるのはかなり難しくなるとして、政府が現在の戦略を放棄して検査を増やすことが必要不可欠だとしています。


by hiroseto2004 | 2020-05-01 19:44 | 新型コロナウイルス | Trackback