新型コロナウイルスの緊急事態宣言は39県で解除へ。
そうしたなか、本県と隣接する愛媛県の病院で集団感染。
不吉な予感というと、時代錯誤かもしれませんが、やはり不安です。
我々は「安倍政権による緊急事態宣言」は、安倍さんの「忖度隠蔽改ざん捏造」
体質にかんがみて危険であり、原則論としては反対でした。
しかし、すでに緊急事態宣言がなされた中で、これを解除した場合には「緩み」
を招く効果がある。先に警戒を緩和した韓国では、すでにナイトクラブでクラスター感染が
発生しています。
普通の飯屋や喫茶店、あるいは別にしゃべるわけでもない映画館などについて
は、休業までする必要はないととは思います。
しかし、警戒は怠ってはならないと思います。
そのためにも感染拡大防止協力への補償をきちんとしないといけない。補償をきちんとしないと
なし崩し的に営業が再開されるのもやむを得ないし、感染拡大にもなりかねません。
そして、すでに多くの事業者や学生も含めた幅広い人々が今夜のメシも心配な状況に
なっている。スピーディーに果断な現金給付や免税(保険料や授業料なども)による
財政出動を躊躇しないことだ。
医療態勢の整備はしっかり続け、感染が再びおきても医療崩壊しないようにする。
介護現場などの防護態勢をきちんと整備してほしい。
消毒液や手袋の在庫がクソヤばい状況はなんとかしてほしい。
人員体制も充実させてくれないと体調不良でもやすみづらい。
また、万が一感染した場合の誹謗中傷もやめてほしい。それこそ
名乗り出にくくなり、よけいおおごとになるから。
松山市内の病院の入院患者や職員など合わせて17人が、新型コロナウイルスに感染していたことが新たに確認されました。
この病院では、介護職員として勤務する男性とその同僚の感染が、すでに確認されていて、愛媛県は病院で集団感染が起きたとしています。

新たに感染が確認されたのは松山市内の牧病院に入院する50代から90代までの患者など11人と、この病院で看護や介護の職員として勤務している30代から50代までの男女6人の合わせて17人です。
この病院では介護職員として勤務している30代の男性が発熱などの症状を訴え、その後、今月12日になって感染が確認され、愛媛県と松山市は男性と接触した可能性がある病院の職員や患者などの検査を行いました。
その結果、13日に公表されている同僚の40代の女性と男性の家族の10代の女性の感染に加え、13日の夜になって新たに17人の感染が確認され、県は、この病院で集団感染が起きたとしています。
一方、残りの46人については検査の結果、陰性が確認されたということです。
そのうえで感染経路について県は、一般の外来とは区別された病棟で感染が発生していることや、入院患者に対し外部からの見舞いの自粛を求めていたことなどから、病院の職員が感染しそこから院内感染につながった可能性があるとしています。
県などは今後、感染者の詳しい行動を調べるとともに、感染が確認された職員や患者などの家族、合わせておよそ30人が濃厚接触者にあたるかどうか確認し検査を行うなど、状況の把握と感染の拡大防止に努めることにしています。
17人の感染確認は、愛媛県が1日に発表した感染者の数としては最も多く、県内で感染が確認されたのは、これで68人となりました。
中村知事「31日までは現在の警戒レベル維持」

愛媛県の中村知事は記者会見で、松山市内の病院で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたことについて「感染経路はまだわかっていないが、陽性と確認された人と接触があった人には自宅待機をお願いするなど、これ以上の感染拡大防止にスピード感をもって対応している」と述べました。
また、中村知事は愛媛県内での感染確認の状況について、13日、菅官房長官と西村経済再生担当大臣に連絡したことを明らかにしたうえで「緊急事態宣言の解除について愛媛県がどのようになるかはわからないが、どのようになろうが、これまで県民にお伝えしているとおり、今月31日までは現在の警戒レベルを維持し対応していきたい」と述べました。