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by hiroseto2004

イラン外務省が、イスラエル政府発足記念日に関して声明を発表

May 14, 2020 17:54 Asia/Tokyo
  • イラン外務省
    イラン外務省

イラン外務省が、シオニスト政権というイスラエル偽政権の発足記念日とされるナクバの日に際して声明を発表し、「世界では、パレスチナ問題の消滅を目論んだこれほど多くの陰謀が仕組まれているものの、この問題はこれまでどおりイスラム世界の筆頭(or最優先)課題となっている」としました。

14日木曜は、多数のパレスチナ人が祖国を追われてから71周年、そして翌日15日はシオニスト政権イスラエルという偽りの政権が発足した71周年目となる「ナクバ(醜悪)の日」に当たります。

イラン外務省は、声明の中でOICイスラム協力機構やイスラム圏の諸国民と各政府、自由なるそのほかの諸国民に対し、パレスチナが解放されるまでパレスチナ人支持に向けた効果的な措置を講じるよう求めました。

また、これまで70年以上の占領政策におけるイスラエルの敵対行為のすべてに触れ、「イランは、パレスチナ国民の理想に完全に共感し、またイスラム教徒にとっての初の礼拝の方向であるキブラや解放に向けて戦う聖なる戦士と殉教者に敬意を示すとともに、一方的なパレスチナ問題解決案としての『世紀の取引』を拒否し、パレスチナの組織的な占領行為の終結と、パレスチナ人の祖国帰還に向けた、特に国連をはじめとした国際機関の重要な役割を、改めて強調する次第である」としています。

さらに、「シオニスト政権は、過去70年以上にわたって占領や侵略、パレスチナの地の真の住民の権利の侵害により、敵対行為を開始し、その後はシオニスト入植地の建設・拡張、多数のパレスチナ人の祖国追放、イスラム教徒の崇拝の対象であるアクサーモスクへの侮辱、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムやヨルダン川西岸のユダヤ化、ガザ地区封鎖の続行、不法占拠地ゴラン高原の違法な併合、ヨルダン川西岸地域の大半の併合を画策することにより、こうした政策を続行している」とされています。

最後に、イスラム教徒やキリスト教徒、ユダヤ教徒を含むパレスチナの真の住民の参加による住民投票の実施、聖地を首都としたパレスチナ独立国の政府発足と自らの運命の決定権の実現が必須だ、としました。


by hiroseto2004 | 2020-05-14 20:11 | 国際情勢(パレスチナ情勢) | Trackback