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by hiroseto2004
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イラン外務省報道官、「米政府は、他国への説教よりも国内問題に対処すべき」

6月 01, 2020 16:15 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、米大西洋評議会のあるメンバーの発言に反応し、「他国に説教する暇があるのなら、国内問題に対処すべきだ」と強調しました。

米国のシンクタンク・大西洋評議会のバーバラ・スラヴィン上級研究員は、イランのザリーフ外相が、「米国は黒人差別を終わらせるべき」とツイートしたことに対し、「まずは自国をきちんとしなさい。我々は自らの国を立て直す」と返しました。

ムーサヴィー報道官は31日日曜、スラヴィン研究員のこの主張に反論し、「あなた方は、これほどまでに他国への説教に慣れきってしまった。上から目線で他国から“イランに説教するな”と注意されることが、あなた方を不愉快にさせている」としました。

また、「世界規模で情勢不安が問題視されている中、米国は自ら引き起こした罪の多くをあがなうことに努めるべきだ」と語りました。

そして、米国には民主主義が欠如している、と指摘し、「先の大統領選挙では、クリントン候補が市民の票を獲得していたにもかかわらず、トランプ氏が勝利を収めた」と述べました。

米ミネアポリスで先月25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を押さえつけられ、窒息死しました。

この事件を受け、ミネアポリス市民は翌日の26日から市内の街頭に繰り出し、抗議デモを実施、数日後にこのデモは米全土に広がりました。

こうした中、トランプ米大統領は抗議者たちを暴徒扱いし、抗議者は警察と軍の銃撃の対象となるとして脅迫しました。


by hiroseto2004 | 2020-06-01 17:39 | 国際情勢 | Trackback