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by hiroseto2004

イラン外相、「米国による法と外交への蔑視が世界の安全を脅かしている」

昨日はイラン核合意締結5周年でした。トランプは2018年5月8日に一方的に離脱。





イランのザリーフ外相は、核合意締結の5周年に寄せて、「アメリカによる法と外交への蔑視が、イラン及び世界の安全を脅かしており、国際社会での米国の悪名と不名誉の原因となっている」と語りました。

ザリーフ外相は14日火曜、ツイッター上で、核合意締結をこの10年間で最大の成果であるとし、米国政府による合意への違法な対応を改めて非難しました。
そして、米国が核合意を違法に離脱したことを指摘し、「アメリカの法を無視した行動を、国際規範の測定基準とすべきではない」と記しました。
また、イランは5年間、米国が違反を繰り返す中で合意の責任あるメンバーであり続けた、とし、「イランは西側諸国が約束した支援を受けたことは一度もない」とツイートしました。
さらに、イランの観点から、外交が重要であることを強調し、「イランは、乱暴者が国際社会を威嚇することによりイランの利益を損なうことは許さない」としました。
イラン核合意として知られるJCPOA包括的共同行動計画は、何年にも及ぶ集中的な交渉の結果2015年7月14日、イランと国連安保理常任理事国 + 1(ロシア、中国、米国、英・仏・独のヨーロッパ3カ国、及びEUの外務・安全保障政策上級代表が参加)の間で締結されました。
米国政府はこの合意の実施当初から妨害行為を開始し、トランプ氏が同国大統領に就任すると同時にそれが激化しました。
トランプ大統領は、核合意のもとでのアメリカの責務に違反し、2018年5月8日、この国際的合意から一方的に離脱し、イランに対する違法な制裁の再発動を発表しました。


by hiroseto2004 | 2020-07-15 19:24 | 国際情勢 | Trackback