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by hiroseto2004
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視点;イラン外交政策の優先課題ーユーラシア、東・南アジアのすべての国とのバランスの取れた関係の構築

アメリカとの対立から孤立した時代が長かったイラン。
しかし、ずいぶんとかわったものです。





7月 26, 2020 17:48 Asia/Tokyo
  • イラン
    イラン

イランはユーラシア、東アジア、南アジアのすべての国とのバランスの取れた友好関係の維持、継続を決意しています。

イラン外務省のムーサヴィー報道官は25日土曜、自身のツイッター上で、イランは長期にわたりユーラシア、東・南アジアのすべての諸国とのバランスのとれた友好的な関係を維持する方針を採っている、と述べました。 中国とロシアとの間の潜在的な長期間の協力協定、及びイラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州南東部のチャーバハール港湾におけるインドとの協力の継続が、これを裏付けています。

経済的観点から見ると、「ルックイースト」政策は、アジアの広大な地域での経済的および貿易的利益の確保に加えて、ある意味での政治関係のバランスの構築を目指したものとなっています。

このアプローチは、次の2つの理由から重要です。
第1の理由は、多国間関係を構築するためにすべての機会を賢明に活用する必要性です。経験から、経済の1極または2極化により、長期的には、経済および貿易への依存に陥り、あらゆる政治的または経済的変動の弊害を受けやすくなることが分かっています。
第2の理由は、諸国との関係において、国際舞台での経済のシェアの増大にあわせた政治の実行力を高める必要性です。

これらの2点の論理的な帰結は、政治的、経済的脅威に対抗するパワーの増強と外交関係における戦略的利益の維持です。
近年、イランが地理的および政治的状況の点で、地政学的戦略、地政学的経済、及び地政学的な利点を享受している国の1つであることから、ルックイースト戦略は地政学的および地理的な視点におけるイランの地域戦略になりました。
したがって、科学的かつ歴史的な論理と国の外交政策に地理的および政治的ルーツを持ち、外交政策の話し合いに新たなアイデンティティを生み出す「ルックイースト戦略」が、益々重要になっています。
一方で、近年、ユーラシア、東アジア、南アジアの複合体は、経済発展と並行して、最も重要な政治的な極の1つに変貌しています。すべての地域的および国際的能力のバランスの取れた活用と、良好な政治的および経済的関係における目的のある選択は、一極主義による弊害を防ぐことができる解決策です。 その意味では、イランの外交政策の原則は、多国間主義と言えます。

実際に、現在アジア諸国が世界で最も重要な政治的、経済的な極の1つになりつつあり、米国はこの事実を変えることはできない、ということです。現在、世界における米国による経済独占と一国主義の時代は終わりを告げました。米国はこの事実を受け入れなければなりません。
中国税関統計分析局の李魁文(Li Kui Wen)局長は、「中国は、米国またはその他の諸国の経済的一極義に反対しており、その国の国内法は中国にとって重要ではない」と述べています。
多くのアナリストは、イランと主要なアジア諸国との合意を、二国間および多国間関係における論理的な決定であると考えています。アジアおよびユーラシア圏の主要国との協力の拡大は、政治的権力を獲得する傍らでの石油と天然ガス、港湾、輸送、新技術の獲得といった、インフラ投資に新たな機会をもたらします。イランの外交力も、必ずしもすべての道が米国に通じる必要はないことを示しています。
ルックイースト政策は、経済関係の強化を助けると同時に、良好な政治関係のバランスを生み出す領域で、関係発展の下地となります。
外交分野での見解が近くなるに伴い、これらの関係はより強い後ろ盾を持つようになることは間違いありません。
それゆえに、ユーラシア及び東・南アジア勢力との政治的および経済的関係の拡大は、イランの外交政策における優先事項なのです。


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by hiroseto2004 | 2020-07-26 18:22 | 国際情勢 | Trackback