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by hiroseto2004

対イラン制裁延長決議、否決

8月 15, 2020 20:55 Asia/Tokyo

国連安全保障理事会で、イランに対する武器禁輸制裁を延長しようとする米国の取り組みは、失敗に終わりました。

IRIB通信によりますと、現在イランに課されている武器禁輸制裁の延長を目指し、米国が提出した決議案が、日本時間の15日土曜未明、安保理での投票の結果、棄権11票、賛成2票、反対2票により否決されました。

賛成票を投じたのは米国とドミニカだけで、中国とロシアが反対、他のメンバーは棄権しました。

この結果、イランへの武器制裁は、核合意に基づいて来る10月に解除されます。

ポンペオ米国務長官

ポンペオ米国務長官は、この安全保障理事会での大敗の後、声明を発表し、「安保理はイランへの13年にわたる武器制裁の延長を目指した合理的な決議案を拒否した」と主張しました。

ポンペオ長官は、イランへの武器制裁延長を目指した米政府による大々的な工作が失敗したことに不満と怒りをあらわにし、イランに対する虚偽の非難を繰り返しながら、「米国はこの点に関し、その努力を継続する。それは、制裁の延長がイラン核合意に対する残された最後の一撃であるからだ」と表明しました。

ロシアの国連代表部は声明の中で、イランへの武器制裁延長に向けて米国が国連安保理に提出した決議案に、自国が反対票を投じたことについて、「ロシアは、アメリカ政府による対イラン決議案に反対票を投じた。その理由は、この決議案が国連安保理決議2231に対する明確な違反だったからである」と説明しました。

反対票を投じた中国の国連代表部も声明を出し、「米国によって提出された決議案は、同国の理不尽な要求の一例である」と述べました。

そして、「安全保障理事会における米国の敗北は、一極主義が支持されないこと、横暴な振る舞いは失敗に終わることを示して見せた」と強調しました。

米政府は、イランへの武器制裁の延長を求める決議案を今月11日に安保理で投票にかける予定でした。しかし、決議を承認させるに十分な賛成票確保が難しいと認識し、その後決議案の文章を大幅に手直ししていました。

そのような状況を経てもなお、安全保障理事会の大多数の理事国はイランへの武器制裁の延長に反対したのです。


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by hiroseto2004 | 2020-08-16 00:19 | 国際情勢 | Trackback