広島市内でクリニックを開業する50歳の医師が実際には診察していないのに、障害のある人たちのうそのカルテを作成して薬を処方したうえ、診療報酬をだまし取ったとして広島市の元市議会議員とともに、医師法違反などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、広島市中区でクリニックを開業する医師の海生英二郎容疑者(50)と広島市西区の会社役員で元市議会議員の関藤雄姿容疑者(46)です。
警察の調べによりますと、2人はおととし6月から10月にかけて実際には診察していないのに、4人のうそのカルテを作成し、薬を処方したとして医師法違反の疑いと、うその明細書を作って広島市から
4000円余りの診療報酬をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、海生医師がうそのカルテを作成したのは、関藤元市議が運営する事業所で働く障害がある人たちで、2人が共謀して診療報酬をだまし取ったとみられています。
警察は27日午後、海生医師が開業するクリニックなどを捜索し、裏付け捜査を進めています。
調べに対し、海生医師は、「私がやった行為自体は間違いありません」と供述し、関藤元市議は、「私と海生先生が協力してやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。