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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

「新自由主義グローバリズム」への反発の勢い余って人権が失われる時代の先鋒としての安倍政権

「新自由主義グローバリズム」への反発の勢い余って人権が失われる時代の先鋒としての安倍政権

新自由主義グローバリズムと多様性尊重の組み合わせが、日本でいえば小泉政権、アメリカでいえばブッシュジュニアくらいまでの特徴だった。

それへの反発の勢い余って、人権とか民主主義がいわゆる旧西側先進国内部でも危うくなったのが2010年代だ。その先鋒が日本の安倍政権だ。TPP断固反対をかかげ、政権を奪還。公務員の給料も上げる(これは、人材確保上、悪いとはいえないが、安倍さんの場合は選挙対策、悪事対策のためのバラマキ)などした。

その理由は日本がアメリカに先んじて衰退したから、というのはあるだろう。トランプは4年遅れの安倍である。もちこたえているのはドイツくらいで、フランスも「フランスの若い安倍」ともいえるマクロンが大統領になった。ハンガリーのオルバンや、ポーランドの法と正義も「安倍的」である。

日本の場合は、賃金もいわゆる欧米諸国はもちろん、韓国や台湾にも初任給では後れを取っている。外国人労働者が来たい国の33カ国中、32カ国のブービー賞というデータもあるくらいだ。

しかし、潔く「先進国の土俵を割った」と認めればいいのに、それができない。こういう状況が一番、危ない。人権や民主主義が損なわれやすい客観的条件がそろっている。

そうはいっても、アメリカの場合はデモなどによる自浄能力もあるが、日本はそれがとぼしい。選挙にしても政策本位ではなく、札束で頬をひっぱたく金丸的政治が安倍政権で復活した(河井事件)。

新自由主義グローバリズム自体は限界だ。人や物の移動が増え続けることは環境にもよくないのも明白だ。コロナで、移動が減ったことで、世界に澄んだ青空が戻ったのも事実だ。

新自由主義グローバリズムを終わらせつつ、人権や民主主義が損なわれないようにする、という難しい作業はポスト安倍の日本でも、ポスト・トランプの世界でも続くだろうし、向こう10年くらいの世界的な哲学的・政治的なテーマになる。


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by hiroseto2004 | 2020-08-28 23:01 | 安倍ジャパン | Trackback