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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

911テロ19年、世界とアメリカの課題

ついに911テロ19年。
改めてお悔やみ申し上げる。それと共に、その後の世界史の展開はあまりに残念だ。テロの被疑者の多くはサウジアラビア人で、被疑者にサウジアラビア政府のバックアップもあったことは今ではほぼ確定(遺族がサウジアラビア政府を訴えられる法律もできた)だが、アメリカはアフガニスタン、ついでイラクを〈テロ撲滅〉〈世界を民主化〉の錦の御旗のもと攻撃。
テロはなくなるどころではない。
アメリカの〈国徳〉は地に堕ち、アメリカが世界に宣伝してきた人権とか民主主義、環境(ブッシュ自体も京都議定書批准せず)などの価値観もうさんくさく見られるたり、後退するようになってしまった。アメリカでもアメリカ追随の日本でも格差が広がった。
格差是正を期待されたオバマもじゅうぶんには後始末ができないままむしろ戦線はリビアやシリアに拡大。国内でも、人々の不満は暴発し、トランプ大統領が誕生し、アメリカも世界もさらにグダグダになっていく。
テロが引き金を引いた〈真・西洋の没落〉のなかでいかに人権や環境を守っていくか。ここしばらくの哲学的課題になる。
by hiroseto2004 | 2020-09-10 12:32 | 9.11テロとイラク・アフガン戦争 | Trackback