制限緩和があやまったメッセージにならなければいいのですが。
しゃべらずに一人で呑んでいるぶんにはいいとはおもいます。昼でも
換気の悪い部屋でしゃべりながらランチとかは危ないともおもいますし。
東京都は10日、午後3時時点の速報値で、都内で新たに276人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を超えるのは今月3日以来です。
都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女合わせて276人です。
年代別では、
▽10歳未満が1人
▽10代が10人
▽20代が56人
▽30代が71人
▽40代が57人
▽50代が38人
▽60代が23人
▽70代が10人
▽80代が7人
▽90代が3人です。
都内で1日の感染の確認が200人を超えるのは、今月3日以来です。
これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万2444人になりました。
一方、都の基準で集計した10日時点の重症の患者は、9日より1人減って23人でした。
東京都の小池知事は臨時の記者会見を開き、23区内の酒を提供する飲食店などに対する午後10時までの営業時間短縮の要請について、新たな感染の確認が減少するなど一定の抑制効果があったとして、予定どおり9月15日で終了すると表明しました。
東京都の小池知事は10日夕方、臨時の記者会見を開きました。
この中で、小池知事は、10日開かれた都の「モニタリング会議」で感染状況の警戒のレベルがおよそ2か月続けてきた最も深刻な表現から1段階引き下げられたことを説明したうえで、「下がったとはいえきょうも276人の感染が確認されるなど、引き続き、警戒が必要だ。今後も感染状況などを慎重に見極めつつ感染拡大防止と経済社会活動の両立を図るため、適時適切な対応を行っていく」と述べました。
そのうえで、23区内の酒を提供する飲食店などに対する午後10時までの営業時間短縮の要請について、「新規陽性者数は8月上旬をピークに減少傾向にある。お盆明け以降の人の流れの影響も心配されたが、その後も陽性者数は継続して減少している。これらの状況を踏まえ、都として一定の抑制効果があったと考えている」と述べ、感染拡大防止と経済社会活動の両立を図るため、予定どおり今月15日で要請を終了すると表明しました。
そして「事業者や利用者の理解と協力に心から感謝申し上げる。引き続き、長時間の飲食や飲酒、大声や至近距離で話すことはぜひとも気をつけてほしい」と呼びかけました。
また、自粛を呼びかけてきた都外への旅行や外出について、小池知事は「現在の状況は新規陽性者数が減少傾向で、感染が急拡大した7月中旬以前の状況となった。全国の感染者数も減少している。一方で、専門家からは『感染の再拡大に警戒が必要だ』という意見も伺っている」と述べ、都外に外出する際は手洗いや消毒など感染防止対策に万全を期してほしいと述べました。
このほか、小池知事は、再拡大を見据えて対策の実効性をより高める必要があるとして、都の条例を改正したいという考えを明らかにしました。
具体的には、都の責務として検査体制の整備や医療提供体制の確保、療養環境の整備などに努めることを、また、感染が確認された人には入院や宿泊療養施設への入所などに努めてもらうことを、それぞれ明記するということです。
そして、都民や事業者にも検査や調査などへの協力に努めてもらうことを盛り込むということです。
都は、条例の案について都民などから意見を聞くパブリックコメントを実施したうえで、9月18日に開会する予定の都議会の定例会に提出することにしています。