首長によるリコール運動はクーデターだ
2020年 11月 27日
首長によるリコール運動はクーデターだ
名古屋では昔、河村たかし名古屋市長による議会リコール運動があり、これは成功した。今回は河村による大村知事リコール運動が失敗に終わった。だが、運動参加者の男が大阪で殺人未遂事件を起こした。
そもそも、リコールとは一般市民が権力者の首を切るためにおこなうものである。権力者がその地位を利用してやれば、それはクーデターだ。クーデター運動から、意見のちがう相手を殺害しようなどという男が出てくるのも自然な流れだ。
嘆かわしいのは、昔、成田空港焼き討ち運動を持ち上げていたような元左翼の方々も、河村を持ち上げていたりすることだ。「反権力にみえれば何でもよかった」ということなのだろうか。あるいはその方々は単なる「**打倒!」オタクということで、「打倒対象」が成田空港になったり、市議会になったり知事になったり、ということかもしれない。
群馬県草津町では性暴力被害を町長から受けた女性議員が町長主導のリコール運動にさらされ、現在投票期間中だ。加害者が被害者を議会からおいだそうという暴挙だ。
by hiroseto2004
| 2020-11-27 20:22
| ジェンダー・人権(DV・性暴力)
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