ヒズボラのドローンがイスラエルの防空システムを安々突破
2020年 12月 05日
ドローンはこれまでの高価な防空システムではとらえきれませんからね。一方で、現地ではイスラエルの戦闘機がレバノンの領空を侵犯しまくっています。
イスラエル軍が最高レベルの出動態勢;レバノン・シーア派組織の無人機が被占領地領空に入る
12月 05, 2020 22:01 Asia/Tokyo
レバノンの報道各社が、同国のシーア派組織ヒズボッラーの偵察用無人機が被占領地パレスチナ領空に入ったことを明らかにしました。
レバノン紙「アル=アフバール」によりますと、去る10月末、シオニスト政権イスラエル軍の出動態勢が最高潮に達している中、ヒズボッラーの偵察用無人機がパレスチナ領空に入り、撮影を行った後、敵方に探知されることなくレバノン領に戻りました。
この報道ではまた、同月25日にはイスラエル軍が「致命的な銃弾」と題して5日間にわたる大規模な軍事演習を実施し、その中で特にレバノン・シリア国境付近の複数の北部戦線での戦争のシュミレーションを行ったということです。
さらに、この演習での敵の主要な標的の1つはヒズボッラーとされ、これにはイスラエル軍の戦闘機や軍用ヘリが参加していた、とされています。
アルアフバール紙はまた、「同演習の2日目の目的の1つは、様々な大きさや種類の無人機の進入阻止だった。このとき、敵は最高レベルの出動準備ができた状態にあったが、レバノン抵抗組織系列の偵察用無人機1機は、パレスチナ・アルハリール地区の上空からの侵入に成功し、イスラエル軍側のレーダーに探知されることなくレバノン領空に無事戻った」と報じました。
by hiroseto2004
| 2020-12-05 23:38
| 国際情勢
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