拝啓 河井案里 様 いますぐ安心してそこをおどきなさい
2020年 12月 15日
拝啓 河井案里 様 いますぐ安心してそこをおどきなさい
寒風吹きすさぶおり、いかがお過ごしでしょうか?今日は広島も雪が降りました。東京はいかがでしょうか?広島は新型コロナウイルス感染爆発が東京以上に大変なことになっています。
「男性の東大や京大の大蔵(財務)官僚出身議員とか現場をしらないし冷たいだろう。女性の河井なら介護をよくしてくれるかも。」
「ボンボンの男性議員に非正規労働者の苦労はわからない。野党だって支持基盤の労組は正社員、正規公務員中心でわかってくれるかどうか。女性は非正規労働者も多いし、女性の河井ならわかってくれるかも。」
「頭の固い官僚やボンボンの男性議員ばかりで性暴力被害者支援とか選択的夫婦別姓とか遅れてきた。慶応出身の女性の河井ならわかってくれるかも。」
今日、懲役1年半を求刑された河井案里議員、あなたに昨年の参院選で期待した人たちの「わらをもつかむ」思いです。
河井議員、あなたが金で票を買ったのは論外です。けじめどころか、反省もない。また、あなたに金をもらった議員も潔く腹を切るべきです
しかし、「それだけ」では「第二、第三の河井案里」が出て来るだけです。
冒頭のような、とくに女性や若者に多く見られたわらをもつかむ思いがまた悪用されることでしょう。
河井議員、あなたは、投票してくれた女性や若者が期待したようなことなんて、まったくといっていいほど、演説でもいってなかったですよね?だけど、多くの人があなたに介護の充実やジェンダー平等などを期待したのです。
なぜ、こんなことになるか?それは、広島の政治・選挙がまったく政策不在だったことにあるのではないでしょうか?
2019年に導入されるまであなたが2015年まで4回当選を重ねた広島県議選や市議選では選挙公報がなかった。だから、誰がどういう政策かもわからないで投票するかさもなくば棄権する有権者も多かったわけです。そういうなかで、政策不在、カネやふわっとしたイメージ中心の政治文化が広島に染み付いていました。
そういうなかで、「わらをもつかむ思い」で期待する票があなたを押し上げた。「東大京大の大蔵官僚」や「ボンボン」の男性議員への不満を一手に引き受けた。
やはり、広島に政策論議本位の政治文化をつくっていかないと、「第二、第三の河井」がでてくるだけです。
それとともに、「河井被告人に期待した」とくに女性や若手のみなさまの想いをともに実現する議員をつくっていく必要があります。
わたくし・さとうしゅういちは、10年前、河井議員、あなたと初めて対決した選挙において
「日本でおそらくはじめて、選挙公約としてご家族をケアする人を応援する法律(条例)」を掲げました。
「中国地方ではじめて、非正規労働者も声をとどけられるメーデー」を呼び掛けました。
「広島県ではじめて選挙公約として性暴力被害者支援ワンストップセンター」を掲げました。
わたくし・さとうしゅういちは、男性ですが、「わらをもつかむ思いで女性の河井」に期待された女性や若手のみなさんの想いも、河井議員、あなた以上に国会で実現する自信があります。
もちろん、被爆地広島の議員として当たり前だのクラッカーで進めなければならない黒い雨被害者への支援や核兵器禁止条約推進も全力で取り組みます。
「広島から女性国会議員がいなくなる?」
ご安心ください。あなたのパートナーの衆院3区でしがらみのない女性会社役員・ライアン真由美さんががんばっておられますから。
河井案里議員。だから、安心していますぐ、その議席をおどきなさい。
最後になりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
2020年12月15日
参院広島再選挙立候補予定者 さとうしゅういち
by hiroseto2004
| 2020-12-15 19:06
| #参院広島補選/再選挙を前に提言します
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