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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

新潟 関越道上り670台の立往生続く 19日朝通行再開めざし除雪

関越道の立ち往生が続くなかで、再び大雪に。警戒してください。
「温暖化」という言い方はやはり誤解をまねく。「気候の過激化」
とでもいうべき。

新潟 関越道上り670台の立往生続く 19日朝通行再開めざし除雪 | 気象 | NHKニュース
東日本高速道路や警察によりますと、新潟県内の関越自動車道は大雪の影響で16日午後から多数の車が立往生し、その距離は上り・下りともに最大で15キロに達しました。

その後重機で除雪作業などが進められ、18日午前6時ごろ下りの立往生は解消されましたが、上りでは立往生が続いていて、午後3時の時点でおよそ670台が立往生しているということです。

一方、消防によりますと、この長時間の立往生によって体調を崩したという通報も複数寄せられ、これまでに4人が搬送されたということです。

立往生が続く上りでは東日本高速道路と陸上自衛隊がおにぎりやパンなどの食料やガソリン、それに毛布などをドライバーに配っています。

東日本高速道路は自衛隊や警察などと連携して立往生の解消に向けて作業を急ぎ、19日朝には現場の通行を再開したいとしています。

ドライバーなど ホテルへ避難させる方向で調整

総務省消防庁によりますと、関越自動車道で続いている立往生について、18日中の解消が難しいとして、新潟県は東日本高速道路や国土交通省、警察、自衛隊と協力して、ドライバーなどを近くのホテルへ避難させる方向で調整を進めているということです。

すでに立往生が解消した下りの道路にバスを派遣して、18日中にすべてのドライバーなどを移動させたいとしています。

南魚沼市の避難所に移動呼びかけへ

新潟県によりますと関越自動車道で立往生している車のドライバーについて、東日本高速道路や国と連携して南魚沼市が避難所として用意した「南魚沼市民会館」への移動を呼びかけるということです。

具体的にはバスおよそ40台を集め、高速道路上のドライバーのもとを回って呼びかけているということです。

立往生が長引き、体調不良を訴える人も出ていることから、県などは可能な限り避難所に移ってもらいたい考えです。

また、車には鍵を残してもらい、東日本高速道路などが今夜から高速道路の外に出す作業を進めるということです。

40時間近く車で過ごした人も

大雪の影響で16日から車の立往生が続いている関越自動車道では上り線の複数のインターチェンジで引き続き車を高速道路の外へ誘導する作業が進められています。

このうち、南魚沼市にある塩沢石打インターチェンジでは18日午前、除雪を終えて動けるようになったトラックや車が断続的に一般道路に降り、それぞれの目的地に向かっていきました。

運転していた人たちは一様に疲れた表情で、なかには40時間近く車の中で過ごしたという人もいました。

新潟県新発田市から埼玉県内の会社に車で戻る途中だったという男性は「水や食料の配布などがあったがトイレなどに苦労した。ふだん高速道路を利用する際は道路情報を確認するようにしていて、今回は「事故車有り」という表示だったので進めると思ったが、途中で全く動かなくなってしまった。こんなことになるとは思ってもいなかった」と話していました。

また、埼玉県に帰る途中だったトラックを運転していた男性は「高速道路を走っていると前を走っていた車がハザードをつけ始め、次第に動かなくなった。食べるものがなくなり、雪を食べてしのいだ」と話していました。

運転手「もっと早く通行止めを」

大雪の影響による車の立往生に巻き込まれた男性がNHKの電話インタビューに応じました。

インタビューに応じた魚沼市内に住む60歳の会社員の男性は17日の朝、自宅から車で関越自動車道を通って越後湯沢駅へ向かい、そこから新幹線で東京を目指す予定でした。資格試験の受験のためでした。

男性は17日午前8時ごろに自宅を出発し、最寄りの小出インターチェンジで高速道路の上り線に入りました。その時、通行止めの表示はなかったといいます。

しかし、その5、6分後に渋滞に巻き込まれたあと、そこから18日午後5時ごろまでおよそ32時間、立往生のままだったということです。

東日本高速道路によりますと、小出インターチェンジから湯沢インターチェンジの間の通行止めが始まったのは17日の午前10時20分からで、男性が高速道路に入ったのは通行止めになる前でした。

それでも、すでに小出インターチェンジと湯沢インターチェンジの間では多くの車が立往生していたということです。

男性は立往生がいつ解消されるか見通しが立たない中、周辺の車のドライバーと声を掛け合いながら過ごしたということです。

男性は「立往生したときにはすでに多くの車が渋滞していて、周りのドライバーも誰も通行止めの情報を持っていなかった。車が止まり始めた時点で、もっと早く通行止めにしていたらこうした事態は防げたのではないか」と話していました。

強い寒気が再び南下するため、東北や北陸の山沿いを中心に18日夜から20日の日曜にかけて雪が強まる見込みです。

記録的な大雪となった新潟県と群馬県の山沿いでもさらに積雪が増えるおそれがあり、交通への影響のほか、雪崩や雪下ろし中の事故などに十分な注意が必要です。

by hiroseto2004 | 2020-12-18 19:09 | 上信越・北陸大豪雪2020 | Trackback