サウジ主導アラブ連合によるイエメン封鎖により、年間10万人の子どもが死亡
2020年 12月 20日
なんということだ?!
サウジ主導アラブ連合によるイエメン封鎖により、年間10万人の子どもが死亡 - Pars Today サウジ主導アラブ連合によるイエメン封鎖により、年間10万人の子どもが死亡
12月 20, 2020 20:19 Asia/Tokyo
イエメン救国政府保健省次官が、「サウジ主導アラブ連合によるイエメンへの攻撃と封鎖継続により、我が国では年間10万人の子どもが命を落としている」としました。
イエメンのアルマシーラテレビが20日日曜、報じたところによりますと、イエメン救国政府保健省次官は、同国で1時間ごとに6人の新生児が命を落としていることを明らかにしました。
そして、「イエメン封鎖により、妊婦の栄養不良や新生児の死亡件数が激増し、サヌア空港の閉鎖も現在、先日生まれた結合双生児を国外に移送するための大きな障害となっている」と続けました。
イエメン救国政府保健相も19日土曜、「サヌア国際空港の閉鎖継続は、我が国の困窮者にとって危険である」として、国連に対し、イエメンの病人の命を救うためにこの空港でのフライト運行に向けた準備をするよう求めました。
イエメンの封鎖と紛争の継続は、この国の数百万人の人々を飢餓にさらしています。国連の発表では、イエメンは世界最大の人道危機に見舞われているとされています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を完全に封鎖しています。この戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、数百万人もの人々が住む家を失っています。
by hiroseto2004
| 2020-12-20 21:46
| 国際情勢
|
Trackback