今月16日、傷害の疑いで逮捕され、その後、病気の治療のため釈放された雲南市の原仁史市長が、21日午後、市議会に辞職願を提出しました。
市議会では22日、辞職願の取り扱いを協議することにしています。
雲南市の原仁史市長は、今月16日、入院していた出雲市内の病院で、女性看護師につかみかかるなどして首や耳にけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されましたが、その後、病気の治療のため、釈放され入院しています。
雲南市議会によりますと、21日午後3時半すぎ、原市長の代理人の弁護士が議会事務局を訪れ、市議会議長宛てに辞職願を提出したということです。
これを受けて市議会では、22日開かれる議会運営委員会で原市長の辞職願について取り扱いを協議することにしています。
公職選挙法の規定では、市長が市議会に辞職願を提出した場合は、その翌日から5日以内に市議会の議長が選挙管理委員会に通知する必要があり、その通知の翌日から50日以内に、新しい市長を選ぶ選挙が行われることになります。