国連特使が、イエメンでの紛争の終結を強調
2020年 12月 28日
12月 28, 2020 06:06 Asia/Tokyo
国連のマーティン・グリフィス・イエメン担当特使
国連のマーティン・グリフィス・イエメン担当特使は、来年中にイエメンでの紛争を完全に終わらせる時が来ている、と強調しました。
ファールス通信によりますと、マーティン・グリフィス特使は27日日曜、「今年はイエメン国民にとって、流血、難民化、経済的混乱か継続し、さらに新型コロナウイルスの感染拡大とあいまって非常に厳しい年であった」と語りました。
そして、「すべてのイエメンのグループは自分たちの意見の相違を検討し、集団的な権利との支援に関してよりうまく行動し、合意に達する時が来た」と述べました。
サウジアラビアは、米国、アラブ首長国連邦、その他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を陸、海、空の三方から封鎖しました。この戦争により、これまでに数万人のイエメン市民が死傷し、さらに数百万人が住む家を失い難民化しています。
by hiroseto2004
| 2020-12-28 19:05
| 国際情勢
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