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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

感染爆発の京都市に隣接の滋賀で「病床はいっぱいいっぱい」

大阪市が自粛モードになり、代替で観光客がおしかけ、感染爆発がおきている
京都市。
京都市に隣接の滋賀県でも感染が広がり、危機的な状況です。




 滋賀県内でも新型コロナウイルスが再び猛威を振るっている。12月だけで345人(29日現在)の感染者が確認され、25日には累計1000人を超えた。3月に県内で初めての感染者が確認されて以来、患者の治療にあたっている市立大津市民病院(大津市本宮2)の若林直樹院長と大江秀典・感染症科診療部長に話を聞いた。

 「病床は正直いっぱいいっぱい。京都での感染者の増加を受け、市中への感染が広がりつつある」。25日に取材に応じてくれた大江部長は危機感を募らせていた。この日も朝から陽性者の連絡が入っていた。同病院は感染症指定医療機関の一つで、県内に34ある感染症指定病床のうち八つを管理している。

 大江部長は「会食で感染し、家庭に持ち帰るケースが多い」と指摘する。陽性が確認されると、4月に県に設置されたコントロールセンターが入院調整を行う。搬送された患者は頭部のCTや採血などを経て入院となる。

 同病院は主に中等症や重症の患者を受け入れてきた。感染者の増加を受け、4月から8床とは別に新型コロナ用に10床を確保。計18床で患者を受け入れているが、12月中旬以降、感染者が急増し、25日の時点で緊急のために空けている病床以外は全て埋まったという。

 新型コロナを巡っては、政府が4月16日、全国を対象とする緊急事態宣言を発令した。県内でも感染者の増加に伴い、同22日から軽症者や無症状者のための宿泊療養施設の運用を開始。5月には感染状況に応じた県独自の行動基準を策定した。

 感染者は4月は88人に上った。5月は5人、6月は1人と減少したが、7月中旬から8月中旬にかけて七つのクラスター(感染者集団)が確認された。うち大津市では介護関連事業所で二つのクラスターが発生し、認知症患者などが感染した。介助が必要だったり意思疎通が困難だったりと、多くのスタッフが必要な状態が続き、大江部長は「一番苦しかった」と振り返る。患者が重症化して、人工心肺装置「ECMO(エクモ)」が必要になると、患者1人につき看護師や医師など10人近くが必要になるため、スタッフの負担が大きくなるという。

 同病院は年末年始も敷地内に新設した救急外来「感染症ER」で患者の診療にあたる。若林院長は「病院全体でしっかりコロナに対応できており、職員を大変誇りに思う。皆さんには、体調が悪かったら家から出ないなど、人にうつさない行動を心がけてほしい」と話した。

「院内感染が一番怖い」看護師たちの胸の内

 県内で新型コロナの感染者が初めて確認されてから約10カ月。患者のケアに携わる看護師たちに胸の内を聞いた。

 「終わりが見えないことがつらい。特に、院内感染が一番怖い」。大津市立大津市民病院の感染症病棟で看護師長を務める川島もと子さんは漏らした。自身が感染しないようにと、患者の受け入れを始めた3月以降、美容院に行くことすら我慢しているという。

 川島さんは患者と接する中で、世間の偏見を心配している人が多いことに気づいた。「自分の責任だと感じている患者もいる。感染したことで社会から傷つけられることのない世の中になってほしい」と願う。

 看護局次長の西村由香さんは「患者のそばに寄って話ができないことにジレンマを感じる」と話す。ある看護師は、新型コロナに感染して亡くなった患者を見送る時に思うように家族と対面させることができず、泣きながらケアにあたっていたという。その姿に西村さんも、もらい泣きして家でこっそり涙したこともあると明かす。「感染すると、入院して隔離されることになり、苦しい時に家族に会えなくなる。そのつらさを近くで見ているので、皆さんには、感染しないように気を付けて生活してほしい」と話した。【諸隈美紗稀】


by hiroseto2004 | 2020-12-30 16:06 | 新型コロナウイルス | Trackback