ノーベル平和賞のイエメン活動家「今も革命の途中」支援訴え・英下院議員らが、イエメン戦争を行うサウジ主導アラブ連合への武器売却に反対
2021年 01月 30日
米英はサウジアラビアを甘やかすな!英国一部議員や米大統領の姿勢には希望を
かんじますが。
「また、内戦に発展している祖国イエメンの現状については「政治が、サウジアラビアやイランなどに乗っ取られている。イエメンが必要としているのは爆弾ではなく、経済を立て直すことだ」と述べ、周辺国による軍事的な関与が事態の悪化を招いていると非難しました。
そのうえで、サウジアラビアなどに武器を提供しているアメリカでバイデン政権が発足したことについては「アラブ諸国、特にサウジアラビアによる人権侵害は認めず、イエメンの戦争を終わらせるとしている。政権が約束を果たすことを願っている」と述べて、内戦の終結に向けて役割を果たすよう求めました」
英下院議員らが、イエメン戦争を行うサウジ主導アラブ連合への武器売却に反対 - Pars Today そのうえで、サウジアラビアなどに武器を提供しているアメリカでバイデン政権が発足したことについては「アラブ諸国、特にサウジアラビアによる人権侵害は認めず、イエメンの戦争を終わらせるとしている。政権が約束を果たすことを願っている」と述べて、内戦の終結に向けて役割を果たすよう求めました」
イギリスの下院にあたる庶民院の議員らが、イエメン戦争を行うサウジアラビア主導アラブ連合軍への武器売却に反対しました。
イルナー通信によりますと、野党・労働党所属のザラ・スルタナ(Zarah Sultana)庶民院議員は、イエメン戦争を行うアラブ連合軍への武器供与を支援するイギリス政府の政策を批判し、「イエメン戦争は、世界最悪の人道危機のひとつである」と述べました。
そして、「英国製や米国製の爆弾が、この二国により訓練されたパイロットの操縦する、英国製や米国製の戦闘機から発射されている」と続けました。
市民団体「停戦同盟」は、#YemenCantWait(イエメンは待てない)や #WorldSaysNo(世界はノーと言っている)といったハッシュタグでおよそ100万人の新たなフォロワーを集めており、人々に向けて、庶民院を通じてイギリス政府に圧力を与えるよう求めています。
同団体は声明で、「イエメンにおける戦争は長引いており、世界でも最貧国のひとつである同国の人々にとって、筆舌に尽くしがたい苦難を引き起こしている」としています。
イギリスは、イスラム教国のイエメンで、戦争により多数の死者や数万人の負傷者を出した統計が出ており、さらに同国国土の大半が破壊されているにもかかわらず、戦争開始以来約50億ポンドの兵器をサウジアラビアへ輸出する許可を与え、またサウジ兵士の訓練に大きく関与しています。
サウジアラビア主導アラブ連合軍は2015年から、アメリカの支持を受けてイエメンへの大規模な軍事侵攻を開始しました。
by hiroseto2004
| 2021-01-30 19:20
| 国際情勢
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