新型コロナウイルスによる県内の経済への影響について、湯崎知事と広島商工会議所の池田会頭が9日、意見交換し、湯崎知事は企業による賃金の引き上げに取り組むよう求めました。
知事と会頭による意見交換は毎年この時期に行われ、はじめに湯崎知事が「県内の経済の正常化に向けて、新型コロナを早期に抑え込むと同時に、景気の循環を良くするためにも可能な企業から賃金の引き上げなどに取り組んでもらいたい」と要望しました。
これに対し、池田会頭は、「県内の景気回復に向けた足取りはまだ重く、業種や業態によって状況はさまざまだが、早期に景気の好循環を実現できるよう、賃上げに向けた呼びかけを行って協力したい」と述べました。
その後の意見交換は非公開で行われましたが、県によりますと、業態の転換に挑戦する企業への支援や、企業の研究や開発を進めるため、県の助成制度の活用策について話し合われたということです。
意見交換を終えた湯崎知事は、「経済状況は依然厳しく、一律に賃金引き上げを求めることは難しいかもしれないが、業績のいい企業などには取り組んでもらえるよう、連携して取り組んでいきたい」と話していました。