河井夫妻買収事件、「被買収者」告発受理!「処分未了」の再選挙には重大な問題。各政党の対応は?(郷原先生)
2021年 03月 08日
野党が候補者を出すなら「良識ある政党ではない」というのが郷原先生のおっしゃりたいこと
なのでしょう。
理屈はそうなのですが、しかし、このまま、ボイコットというわけにもいかないとおもいます。
仮に、このまま被買収者の刑事処分が行われない場合、公選法上は、4月8日に再選挙が告示されることになるが、案里氏の当選無効の原因となった公選法違反事件の刑事処分が未了で、被買収者が野放しになっているという「異常な状態」での選挙となり、「公正な選挙」の前提は全く充たされない。そうである以上、公選法のルールに則った対応をする「良識ある政党」にとって、候補者を擁立して再選挙に臨むことはできないはずだ。
その結果、各政党からの立候補者がない場合、再選挙の「当選者がない」ということで、40日以内に、再度、選挙の告示が行われることになる(33条の2第1項)。そして、検察が刑事処分を行わない限り、選挙の告示が繰り返されることになる。そのような異常な事態が、検察の重大な義務違反によるものであることは言うまでもない。
その結果、各政党からの立候補者がない場合、再選挙の「当選者がない」ということで、40日以内に、再度、選挙の告示が行われることになる(33条の2第1項)。そして、検察が刑事処分を行わない限り、選挙の告示が繰り返されることになる。そのような異常な事態が、検察の重大な義務違反によるものであることは言うまでもない。
by hiroseto2004
| 2021-03-08 20:52
| #参院広島補選/再選挙を前に提言します
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