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by hiroseto2004

参議院広島県選出議員再選挙で「その他の候補」とされた4名の選挙戦をしっかり伝えたい!

参議院広島県選出議員再選挙で「その他の候補」とされた4名の選挙戦をしっかり伝えたい!

ということで、取材いただいた記事です。








さとう候補は叫ぶ。「介護現場や保育、医療の代表がおらんけえ!」

 それでは、主要メディアにほとんど報じられなかった4人の候補者たちはどんな選挙を戦っていたのか。ここでは選挙の得票順に紹介していくことにする。
まずは20,848票(得票率2.7%)を獲得して3位となった、さとうしゅういち候補(45歳)だ。

 さとう候補は元県庁職員で、現在は介護施設で働いている。選挙期間中も平日は毎朝1時間、介護施設に出勤してから選挙運動を続けていた。たった一人で配るビラには「お金がなくても堂々と参加できる政治を」とある。立候補に必要な供託金300万円は支援者からの寄付でまかなっていた。
 選挙期間中の土曜日、さとう候補は西日本豪雨(2018年7月)の被災地となった似島へと渡った。借り切ったタクシーの屋根にスピーカーを積み、選挙ポスターを車体に貼り付けて選挙カーにしていた。私はさとう候補が似島へと向かうフェリーに乗る直前、広島港での街頭演説を取材した。

「平日は朝1時間勤務をしてから選挙運動に入る状況です。現場に人がおらんけえ! それはなぜか? 給料が低すぎるけえ。なんで給料が低いか? 介護現場、あるいは保育、医療、そういったところの代表がいない。おらんけえですよ!」

 さとう候補は静かな怒りとともに立候補の理由を語り、一問一答型の演説を続けた。

「なんでそうなるか。国会議員がタレントや高級官僚や世襲ばっかりじゃけえ。なんでそうなるのか。小選挙区制だから。そして、供託金が高いから。300万円もするから庶民は選挙に出にくい。出ても通りにくい。それこそタレントや高級官僚や世襲、そんな議員ばかりになってしまう。高級官僚が悪いとはいわん。しかし、現場感覚がない!」

 介護現場で働く人ならではの具体的なエピソードも話す。

「介護施設に厚生労働省が送ってよこした手袋。小さいのばっかりよ! 大きいのを送ってくれれば『大は小を兼ねる』で女性の方も使えるのに、その程度のこともわからない。現場を知らんのじゃけえ。だけど、そういう人たちばっかりで国会を固めたらめちゃくちゃになりますよ」

 聴衆は筆者以外にほとんどいなかった。しかし、公園に遊びに来た家族が足を止め、演説が終わるまで待っていた。
 さとう候補が演説を終えると、その家族が「がんばってください」と声をかける。さとう候補は家族に謝辞を述べると、すぐにフェリー乗り場へと向かった。

「働きながらの選挙は難しいけど、やるしかない」

 演説終了から数分後、さとう候補は慌ただしくフェリーに乗り込んで似島へと向かった。


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by hiroseto2004 | 2021-05-12 20:05 | #参院広島補選/再選挙を前に提言します | Trackback