リベラル・野党も対応を誤ると女性の支持を失いかねない LGBT法案【随時更新】
2021年 05月 23日
(入手した情報などにより更新します)
山谷議員の思想はわたくし・さとうしゅういちとはちがいます。
LGBTの権利の拡張が「種の保存」に反するとかいう、山谷議員
の同僚の自民党議員の発言は大問題である。
しかし、山谷議員が指摘するような問題については、右派とはいえない
女性から危惧が出ているのも事実です。(ばかげているという言い方は
これまたいかがなものかとおもいますが。)
・男性から女性にトランスした方が女子スポーツに参加した場合はよほど
厳しい基準を設けない限り、圧倒的に有利になるのではないか?
・男性が「俺は性自認は女性」と主張してなだれこんできたら
それによって、スポーツで身を立てている女性アスリートが不利になるのではないか?
そういう懸念は現に出ているのも事実です。
トイレの問題もそうです。
・多目的トイレ増設という妥協案で当面だめなのか?
ここは、リベラル・野党も対応を誤ると従来は自民党のふるくささを嫌っていたような女性の支持を
右派にうばわれかねない。
そういう局面にきているのではないでしょうか?
丁寧に疑問点に向き合い、議論は進めていくべきでしょう。
追記
わたくし自身、例えば同性婚の法制化は大賛成です。
そういうわたしのような人間でもここ半年の動きには疑問を抱いています。
一部トランス活動家の方々が「DVや性暴力被害の実体験を背景に懸念を示される女性」
の方に対して威圧的に振る舞われていることにも事実です。
心が痛みますし、余計に不信感が増します。
また、例えば『女子差別撤廃条約選択議定書』加入や『選択的夫婦別姓』すらできていないのに『共同親権』もなかろうし、『性自認だけで女子トイレや女湯、女子スポーツに入れる』制度を短兵急に作るのも疑問だと思います。
6月8日追記
また、性差医療のための統計も性自認だけでの性別統計になれ機能しません。
クオータ制も男性がどんどん自認だけで女性になれば骨抜きです。
イギリスでも政府がストーンウォールというトランスジェンダー推進団体から距離をおき始めました。
『性自認』だけで特に身体的男性を女性と認めて
しまうことによるいろいろな弊害が明らかになったからです。
アメリカでは以下のような問題も指摘されます。
以下のような声明も出ています。法案の慎重審議を求めます。
自民党の山谷えり子元拉致問題担当相は19日、超党派の議員連盟がLGBTなど性的少数者の差別は許されないとうたった法律の制定を目指していることに関し、「体は男だけど(心は)女だから女子トイレに入れろと意見書を出したり、女子陸上競技に参加してメダルを取ったり、ばかげたことがいろいろ起きている」と述べた。【図解】「LGBT」という言葉の認知度 党本部で開かれた会合で語った。差別解消を目指す動きをやゆしたとも取れる発言に、社民党の福島瑞穂党首は記者会見で「本当に残念だ」と強調、「LGBTに対する理解が足りないのではないか」と批判した。
by hiroseto2004
| 2021-05-23 17:05
| ジェンダー・人権
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