納得できない!河井事件 議員ら現金受領100人全員を不起訴 東京地検 特捜部
2021年 07月 06日
はあ?!東京地検特捜部は腐りきっている!
お金をわたした河井両被告が有罪なら
もらった側も犯罪者では?!
居直っている議員については全員リコールか、統一地方選挙で打倒するか。
おととしの参議院選挙をめぐり、河井克行元法務大臣が実刑判決を受けた大規模買収事件で、東京地検特捜部は6日、地元議員など現金を受け取った側の100人全員を不起訴にしました。
元大臣側から一方的に現金を渡されたケースが多いことなどを考慮したとしています。
受け取った側全員の刑事責任を問わないのは異例です。
元法務大臣の河井克行被告は、妻の案里元議員が初当選したおととしの参議院選挙をめぐり、広島の地元議員や後援会メンバーなど100人におよそ2900万円を配ったとして公職選挙法違反の買収の罪に問われ、東京地方裁判所は6月、100人への現金提供をすべて買収だったと認定し、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
元大臣側は判決を不服として控訴しています。
この事件で、広島市の市民グループは、去年9月、受け取った側が刑事処分されていないことについて、「処罰の公平性に疑問が生じる」として公職選挙法違反の疑いで告発し、東京地検特捜部は処分を検討していましたが、6日、100人全員を不起訴にしました。
1人に提供された金額は最高300万円で、50万円を超える現金を受け取った議員も多くいましたが、特捜部は、衆議院議員として政治的な影響力のあった元大臣側から、一方的に現金を渡されたケースが多いことなどを考慮したとしています。
買収事件で現金を受け取った側全員の刑事責任を問わないのは異例です。
【現金受領した県議は】
河井夫妻からあわせて200万円の現金を受け取った広島県議会の元議長の奥原信也議員は6日午前、記者団の取材に対し、「正式に検察から連絡が来ていないため、今は何ら申し上げることはない。出処進退については仮定の話なので、コメントできない」と述べました。
河井元大臣から現金30万円を受け取った広島県議会の平本英司議員は記者団の取材に対し、「処分内容についてはコメントできる立場にないが、どんな処分が出たとしても結果は真摯に受け止めたい。いろんな思いがあるが、与えられた職責を全うし精進していきたい」と述べました。
また、河井元大臣の裁判で、受け取った現金は買収にあたらないと証言した広島県議会の渡辺典子議員は6日、記者団の取材に対し、「正式なものは聞いていないので、出処進退についても正式なものが出てからコメントしたい」と述べました。
【告発した市民グループは】
広島県議会議員など100人を公職選挙法違反の疑いで検察に告発していた広島市の市民グループの山根岩男事務局長は、「現金をもらった側が全員不起訴では、検察のありかたが問われる。もし、検察が不起訴処分を正式に決めた場合、不起訴は不当だとして検察審査会に審査を求めたい」と述べました。
【元検事・元裁判官はどう見る】
元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士は、「100人が受け取った金額は5万円単位から100万円単位までバラツキがあり、事件発覚後、責任をとって公職を辞めた人や現金を返した人などいろいろな差がある。こうした要素をもとに起訴・不起訴の範囲を決めることもあるが、今回は人数が100人に及んでいて、1つ1つ区分けをして国民にわかるように説明するのは難しい。検察の処分の公平さを維持するためには一律不起訴という判断も合理性はあると思う」と指摘しました。
元刑事裁判官で法政大学法科大学院の水野智幸教授は、「買収の罪では、現金を渡した側だけでなく、受け取った側も当然、同じように罪に問われることが規定されている。しかし、この時期まで起訴するかどうかについて結論が先延ばしされた上、検察が全員を不起訴としたことには大きな疑問を感じる。受け取った側の中には、自治体のトップや議会の議員など、公職の立場にある人も多く、数十万円単位で受け取った人もいる。金額の大きさや立場を踏まえ、選挙の公正さを害した程度が大きい人については起訴すべきだったと考えられる」と指摘しています。
by hiroseto2004
| 2021-07-06 21:30
| 参院選2019
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