河野太郎さんは、エネルギーを「元々、大きく作って配るシステムの発想の方」 辻村ちひろさんが指摘
2021年 09月 15日
河野太郎さんは、エネルギーを「元々、大きく作って配るシステムの発想の方」である。
辻村ちひろさん(れいわ新選組)はこう指摘します。だから、そういう時代遅れの発想の河野さんが再稼働に
賛成なのも当たり前というわけです。「自然エネルギーは小さく作る地産地消が最も適している。」
のです。
河野太郎氏の脱原発が後退したとの指摘をよくみますが、私はそうは思いません。元々、大きく作って配るシステムの発想の方です。過去には原発に変わるベースロード電源は地熱と言っていましたし、その方向で規制緩和を推し進めています。国立公園の規制緩和とアセスの規制緩和も進めています。
なので、再稼働もありという発言は当然の帰結なのです。地熱発電は地下熱源を収奪することになり、再生可能エネルギーではありません。小規模なバイナリー発電は可能性としてありだとは思いますが、自然保護区である国立公園を破壊して作ることは避けるべきです。
まして、アセスを緩和するなんてありえません。アセスに時間と費用がかかるのは、自然環境への影響を回避することが難しいにも関わらず開発を続けるからです。計画の立案段階で適正な立地ができるように事業者アセスではない、第3者による計画アセス制度をつくれば、アセスにかかる時間も費用も軽減できるのです。その方が事業者にとってもメリットが大きくなります。自然エネルギーは小さく作る地産地消が最も適している。大きく作って配るという発想がもう時代遅れなのです。
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by hiroseto2004
| 2021-09-15 04:23
| エネルギー政策
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