さとうしゅういちが第49回衆院選挙から実施した比例区における支援政党変更(共産→れいわ)について
2021年 11月 03日
広島県民の皆様
2021年11月3日
参院選広島立候補予定者 介護福祉士・元県庁マン さとうしゅういち
さとうしゅういちは第49回衆院選(衆院選2021)において比例区は「れいわ新選組(略称=れいわ)」を応援し、県内だけでなく全国に呼び掛けた。選挙葉書を引き受けた。また広島3区では小選挙区のライアン真由美さんの選挙葉書にも「比例はれいわ、をお願いいたします」と書き添えた。
居住する広島1区では日本共産党と社民党から候補が出られた。さとうしゅういちは、地元一住民として、社民党の有田優子さんを支援。事務を手伝う、短時間だがマイクを握るなどさせていただいた。衆院選2012の菅川ひろしさん以来、9年ぶりに1区で共産以外の候補を支援した。同区で社民候補の得票が共産候補のそれを上回るのに貢献した形になった。
さとうしゅういちは、衆院選2014、参院選2016、衆院選2017、参院選2019と日本共産党を比例区で支持し、多いときで1000枚近い選挙葉書を引き受けるなどしてきた。また市議選・県議選2015、市議選2019でも共産党候補を推薦し、共産候補への投票を自身の支持者に呼び掛けたり選挙葉書も多数出すなどした。
しかし、今回、路線を大きく変更したので、県民の皆様、とりわけ地元の安佐南区の皆様に一定の説明責任を果たすものである。
わたくし、さとうしゅういちは2021年4月25日執行の参院広島再選挙で20848票の得票を頂いた。
わたしの行動により、支持政党を日本共産党かられいわ新選組にシフトされた方も少なくない。結果としてマスコミ予想を裏切り、共産党は比例中国で議席を奪還できない要因のひとつとなった。
ご報告がいまになったのは選挙情勢への悪影響を恐れたためであるのでご容赦いただきたい。
理由1 政策軸
れいわ新選組が最も庶民の暮らしを重視しているからである。
ここ2年ほど、立憲、共産両党は、全国では支持者でも一部の内容で議論も大きく別れるLGBT法案推進などを重視しすぎた。
それよりはコロナのもとで苦しくなっている庶民生活の再建を重視して頂きたかった。
例えば女性のことだから、と軽視されてきた介護や保育労働者の給料アップ、DV性暴力被害者支援など高いスキルを買い叩かれている非正規公務労働者の処遇改善、生理用品に10%も課税する消費税の廃止などに財政出動する議論をしていただきたかった。
県内では、両党は、河井批判に偏りすぎ、庶民の暮らし軽視に見えた。また、参院選再選挙の頃から、大手原発製造企業労組に遠慮して原発なき脱炭素に熱心でないのも頂けなかった。
参院選広島再選挙はそれで通用したが、もう河井批判だけの戦術は賞味期限切れだろう。
さとうしゅういちは、こうした中、両党の路線修正を待つより自分で動こう、と考え、「れいわ」のマイクを握り「比例はれいわ、でガツン、と庶民の所得を増やし負担軽減、防災など暮らしの安心。選挙区はライアンで大掃除」と叫びまくった。また、被爆地であり被災地広島からこそ、原発なき脱炭素、海外派兵ではなく災害救助隊で尊敬される日本を提案させていただいた。
理由2 党代表との関係性
れいわ代表の山本太郎が2014年初秋、当時の現職国会議員で唯一わたくしの結婚祝いに出席してくださったからというのも、大きい。
理由3 共産党支持者を自称する方によるさとうへの名誉毀損
複数の日本共産党支持を自称する方から執拗な名誉毀損をさとうしゅういちはネットで受けている。すでに東京地裁に弁護士を通じて発信者情報開示請求をTwitter社に行い、裁判所は認容。あとはプロバイダーに本人情報を開示していただくことになる。東京地裁は日本共産党支持者を自称する方による名誉毀損を事実認定したのだ。こうした状況で、共産党を比例区で推すことは支持者の方の理解は到底得られない。
今後について
さとうしゅういちは11月5日告示、14日執行の県議安佐南区補選については日本共産党も推薦する山根岩男さんを推薦し、選挙はがきも支持者に出す。大人の対応を取る。
他方で統一地方選2023の市議選安佐南区では立候補に意欲を示す共産党以外の新人を推薦し、本人にも伝達している。共産党におかれては安佐南区におけるさとうしゅういちやれいわの支持票である約2000ー3000票がなくとも勝てる体制になることをお祈りする。
党と個人は違うとは言え日本共産党候補を市議選通常選挙で推すことも支持者の理解は到底得られないからだ。
そうはいっても、維新の躍進という新たな危機の中、日本共産党は、れいわや社民党とならび、維新が自民以上に進める新自由主義や自民がこれまで通り進める原発・核燃サイクルの両方にきちんと反対する貴重な勢力だ。しっかりしていただきたいと思う。
以上の記述は日本共産党におかれてはなぜ今回票を減らされたのかの材料になれば幸いであり、今後の御党の健闘を祈るものである。
わたくしはわたくしでれいわの皆様とともに、庶民の暮らしをガツン、と建て直すと共に、原発なき脱炭素、被災者支援で尊敬される日本を目指していく。
もちろん、日本共産党など他の野党の皆様とも核兵器禁止条約推進、ヒバクシャ救済などで大いにご一緒したい。
参考 過去の衆院選 日本共産党比例票 広島県
衆院選2009 81875
衆院選2012 59892
衆院選2014 107749
衆院選2017 73440
衆院選2021 58682
by hiroseto2004
| 2021-11-03 18:08
| 第49回衆議院議員総選挙
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