多くの人たちに演奏を楽しんでもらおうと、JR広島駅に誰でも演奏できるピアノが6日から期間限定で設置されました。
「広島駅ピアノ」というこのイベントは、ピアノを通じて街のにぎわいを作ろうと、広島市が企画したもので、6日からJR広島駅北口にある1階のイベント広場にグランドピアノが設置されました。
6日行われたオープニングセレモニーでは、国内外で活躍するジャズピアニストで広島市出身の大林武司さんがジャズの名曲や「見上げてごらん夜の星を」など5曲を演奏しました。
設置されたのは、ふだんは広島市役所の1階に展示されているグランドピアノで、予約なしで、誰でも1人5分程度まで演奏できるということです。
ピアノを弾いた大林さんは、「故郷の中心となる駅でピアノを弾くことができて光栄です。やさしい気持ちで音色を聞いて欲しいです」と話していました。
広島市の小松祐子・文化のまちづくり担当課長は、「ふだんは弾くことができないピアノなのでぜひ気軽に楽しんで欲しい」と話していました。
「広島駅ピアノ」は今月12日まで行われ、期間中、午前10時から午後8時まで演奏できるということです。