奇跡の惑星・地球を台無しにする核燃料サイクル せっかく地上にはほとんどない放射性物質を掘り出して一カ所に大量貯蔵する愚行
2022年 01月 20日
奇跡の惑星・地球を台無しにする核燃料サイクル
せっかく地上にはほとんどない放射性物質を掘り出して一カ所に大量貯蔵する愚行
地球は生命が存在する奇跡の惑星である。
生命が存在するには、水と酸素が不可欠である。
それに加えて強い放射線がない、というのも大事な条件である。強い放射線があったら、生命は破壊されてしまうからだ。
45億年前にできたばかりの地球は熱く、放射性物質も地表近くにもあった。しかし、比重が大きい元素が多い放射性物質の多くは地下へ地下へと沈んでいった。
いっぽう、大気が宇宙からの放射線をさえぎるようになった。
大気圏のわずかな隙間に、生命はいきることができるようになった。
しかし、人類は、愚かにもわざわざ、地下から放射性物質を取り出してそれを利用した。
それにより、ヒロシマ・ナガサキにはじまる核兵器。その使用と実験。
さらに、チェルノブイリや福島など原発の事故。これらにより、人間自身をはじめ、多くの生き物が被曝した。
そして、いま、原発や核兵器どころではない量の放射性物質が、一カ所に大量に集められようとしている。それが核燃料サイクルであり、その中核の六ヶ所村再処理工場である。
もし、ひとたび事故になれば、北半球全体が放射能で汚染される。通常運転であっても、毎日のように福島原発事故以上の放射能を垂れ流し続けるのだ。
せっかく、地球の大気圏は放射能から安全だったのだ。しかし、それを台無しにしてしまうリスクをわざわざ抱え込むのが核燃料サイクルなのだ。
by hiroseto2004
| 2022-01-20 20:21
| STOP核燃料サイクル
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