「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」
2022年 03月 11日
日時:2022年3月11日(金)18:00~18:40
場所:原爆ドーム前
内容: 福島からの訴え 織田千代さん(福島県いわき市/これ以上海を汚すな!市民会議 共同代表)
・・・福島の現状について、福島からメッセージをいただく予定です・・・
島根からの訴え 武部昭浩さん(フォーラム「平和・人権・環境」しまね 事務局長)
*今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中電までのデモは行いません。
「『フクシマ』は終わっていない。復興ばかりが取り沙汰されて11年目を迎えるが、被災者は見えなくされ、被害はなお続き深刻化している。福島の声を聞いて欲しい! 隠された現実に、目を向けて欲しい!切に、そう願っている。」と、エッセイストの渡辺一枝さんは訴えています。
福島原発事故から11年目を迎える現在もなお、約8万人以上が避難生活を余儀なくされいますが、日本政府は、福島県内外の被災者は3万5千人弱とし、避難者の実態を把握しようとしていません。そればかりか、東京の公務員住宅に避難していた避難者を裁判に訴えて追出しにかかり、「帰還困難区域」に指定されていた双葉町や大熊町では、全地域の除染が行われないままに「準備宿泊」が始まるなど、被曝線量の高い地域への帰還が推し進められています。
今年2月には、事故当時、6歳から17歳で甲状腺がんと診断された6人が東電を相手取って損害賠償で訴訟を起こしました。
福島第一原発の廃炉作業は11年経った今もまったく進捗していません。日本政府は、2021年4月に、全国や地元の多くの漁協関係者から反対の声や隣国の批判の声を無視して、ALPS汚染水の海洋放出を決定してしまいました
島根では、島根原発2号機の再稼働をめぐって住民が意思を反映させようと住民投票に取り組まれましたが、周辺自治体の議会は住民の声に背を向け、再稼働が目論まれています。
福島原発事故を風化させないためにも、福島に寄り添い、福島の現状を学ぶとともに、原発の再稼働・新規建設に反対し、原発をなくし、自然エネルギーへの転換を求めて、今年もヒロシマ集会を開催いたします。
みなさんの参加を呼びかけます。
主催:「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」実行委員会
呼びかけ人 秋葉忠利、箕牧智之、森瀧春子、山田延廣、岡田和樹
連絡先:広島県原水禁・平和運動センター
(広島市西区横川新町7-22082-503-5855)