広島市 交通事業者など支援の補正予算案 原油の高騰を受け

地域の実態を踏まえた自治体によるくらしに不可欠な事業者支援はもちろん大事。

一方で、あまねく全国民を救う施策はやはり国でないと難しいですね。

広島市　交通事業者など支援の補正予算案　原油の高騰を受け｜NHK 広島県のニュース

原油の価格などの高騰を受けて、広島市は、市内に営業所があるバス・タクシー・トラックそれに旅客船の事業者に燃料費を支援することを決め、必要な費用を盛り込んだ一般会計の総額で３０億９０００万円余りとなる補正予算案をとりまとめました。

これは広島市の松井市長が２２日の記者会見で明らかにしました。
原油価格の高騰を受けて、公共交通の事業者は厳しい事業環境にあることから、広島市は市内に営業所があるバス・タクシー・トラックそれに旅客船の事業者に燃料費の上昇分の半額を支援します。
この費用として補正予算案に１７億２８００万円が盛り込まれました。
また、物価高騰の対策として、特別養護老人ホームや乳児院などの社会福祉施設に支援金を支給するほか、市内で農業を営む人たちに肥料や飼料の代金の上昇分を支援します。
こうした一連の費用も盛り込み、補正予算案は一般会計の総額で３０億９４０３万円となりました。
松井市長は「効果が見込めるものに対象を絞り込んだうえで早急に必要な対策を講じることにした」と述べました。
補正予算案は、今月２９日に開会する臨時市議会に提出されます。