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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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安倍晋三さんの国葬に反対、そして強行されようとも、ひるまず故人の事績の冷静な検証を!


安倍晋三さんの国葬日程閣議決定。安倍晋三さんはあくまで行政の長だった。諸外国の大統領のような元首でもない。
そもそも法的根拠もないものをやるのはそれこそ「民主主義への挑戦」になってしまう。内閣府設置法に基づいて国の儀式としてやるというが、法的根拠としてはあまりにもおおざっぱすぎて根拠にならない。それこそ、犬の葬式を国の儀式としてやります、というのと一緒だ。法律が想定するのはたとえば天皇の大喪の礼なり、東日本大震災の慰霊式なり、だろう。立法者が法の趣旨として想定していないものを強行する閣議決定は安倍晋三内閣をほうふつとさせるものだ。
そもそも、新憲法下での前例は天皇と吉田茂しかない。吉田茂は国葬だったが当時の社会党や系列の労働組合はこれに反発した。そもそも、吉田茂は、日本が敗戦で「滅亡」したあとに、日本国憲法をつくったときの総理であり、講和条約の総理である。良いか悪いかは別にして「現日本国・建国の父」といっても間違いではない。吉田茂がつくった国の大枠は今もあまり変わっていない。その吉田とほかの政治家は全く比べものにもならない。吉田茂を安倍晋三さんについての前例とするのはまったく吉田茂に対して失礼であろう。
そして「国葬」は国民全員に故人への弔意を強いるものだ。
また故人の神聖化を招き、ひいてはきちんとした故人の在任した時代に起きた出来事の適切な検証や今後の再発防止対策の妨げにもなってしまう。
以下の拙稿を鹿砦社通信に掲載いただきました。
たとえ、国葬が強行されようとも、ひるまずに故人の在任中の事績について検証することが大事であると思います。
西日本大水害2018から4年 改めて振り返る〈2〉「宴会とカジノ」優先だった故・安倍晋三さん さとうしゅういち
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=43570
7月8日、奈良市内で自民党候補の応援演説中だった水害当時の総理・安倍晋三さんが、凶弾に斃れました。このことについては、お悔やみ申し上げます。しかし、亡くなったことで故人を神格化するかのような論調には違和感を覚えます。神格化することで、故人の事績の分析が適切に行われないと、とくに安倍さんのような大物政治家に関する場合は、危機管理の改善が行われずに、人命に関わることも考えられるからです。とくに、西日本大水害2018の場合は、後世に教訓とするためにも、きちんと当時の安倍晋三さんの総理としての災害への向き合い方・安倍内閣の危機管理能力を検証する必要があります。14日、安倍さんの国葬を法的根拠もないまま岸田総理が独断で決めてしまいました。これを批判するとともに「今後の危機管理」のためにも、故人を神格化しないことを呼びかけます。
by hiroseto2004 | 2022-07-23 19:45 | 7・8事件 | Trackback