山上被疑者母親世代のプチブル女性になぜ統一協会信者が多いのか?
2022年 08月 10日
山上被疑者母親世代のプチブル女性になぜ統一協会信者が多いのか?
山上徹也被疑者は、統一協会の男尊女卑が許せなかったともいったという。統一教会の信者は、山上被疑者の母親くらいの年代の一定のプチブルの女性で「男女平等は共産主義!」「保育園は共産主義!」という考えに凝り固まっている方が多いようにネットはともかく、リアルでは感じられる。
一つは、日本国憲法24条が建前としてあったにもかかわらず、このくらいの年代が実は性別役割分業が固い。戦前世代よりも山上被疑者の母親くらいのほうが実は専業主婦率が高かったりする。
今の若い女性が、そうはいっても昔に比べたら平等を一定程度は享受していることを「共産主義だ怪しからん!」とおもったり、若い男性も柔軟になっているのを「軟弱」と咎めたりするしか、ご自分の内部の整合性がとれなくなってしまっているという面もあるのではないだろうか?
政治家はともかく、一般の年配男性の場合は、これまでの惰性でセクハラなどはやらかしてしまう反面、社会の進歩自体には、意外と、自分たちが男性優位を十分エンジョイしたから、まあいいや、という潜在意識があったりするかもしれない。
実際、妻だけ統一協会という山上被疑者の母親世代の世帯はリアルでわたしも結構、遭遇している。統一協会側もその層を狙って金を巻き上げてきたのだろう。一方で、若者には悩みにつけこんで取り込み、将来の布教要員として育てていく。まことに阿漕なことだ。
一方で、山上被疑者の母親くらいのとくに女性の信者には申し上げたい。あなた方が男尊女卑的イデオロギーを信仰をするのは自由だ。しかし、あなた方が古いタイプ、それも世界では二回り遅れの政治家を押し上げることで日本はずいぶんアップデートが遅れたと思う。これ以上は勘弁していただきたい。
by hiroseto2004
| 2022-08-10 20:34
| ジェンダー・人権(DV・性暴力)
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