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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004
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余裕があるご家庭の子ども・若者にもメリットありまくりの「教育完全無償化」「奨学金チャラ」

余裕があるご家庭の子ども・若者にもメリットありまくりの「教育完全無償化」「奨学金チャラ」

 大学生の半分が奨学金という借金をしている。れいわ新選組とさとうしゅういちの「教育完全無償化」「奨学金チャラ」はこれらの学生には明らかにメリットがある。残りの半分、おそらくはそれなりに裕福な家庭の子ども・若者には何のメリットもないのだろうか?それは違う。
 それなりに余裕がある家庭でも、親が統一協会でいうことを聞かないと追い出されたり、ぶん殴られたり、監禁されそうとかだったらどうか?
 そこまでいかなくても自分は芸術系に行きたいのに、親が医学部に行けとか、そういうことはあるだろう。
 ブルジョワ家庭でもいわゆる毒親だったケースは、山上徹也被疑者もそうだし、河井案里さんもそうだったと本で回想している。そういうケースでも、教育無償で、「安くて追い出されない住宅」があれば、親を避けて家を出ても、したい勉強はできる。あるいは、そうなると、打算が効く親なら、子どもに逃げられるのを恐れてマウントを取ってくることを避けるかもしれない。

なぜ、こういうことを申し上げるか?
 野党(れいわ、共産、社民、立憲)は、自民党を上回る支持を今後得るつもりなら、こういう、余裕があるご家庭の若者(あえて人物像をあげるとすれば20歳くらいのときの山上徹也被疑者や河井案里さんのような方々)にも食い込む必要があるからだ。 
 自民党政治で儲けて過去の成功体験を忘れられない一定年齢以上の人や、何か言えば「共産主義だ!」とレッテルを張ってくる統一協会信者のような方々を切り崩すのは難しい。さりとて、「貧困層だけ」のメリットを強調していても、半分以上の支持は得られず、公明党や場合によっては公務員叩きで大阪維新も一定程度貧困層を取り込んでいることを加味すると、過半数になかなか達せず、結局、政策は実現しない危険が大きい。現実に、裕福な家庭の若者にも利益がある点を強調したいところだ。

by hiroseto2004 | 2022-08-26 22:03 | ジェンダー・人権(反貧困) | Trackback