スイス元大統領が広島訪問“核使用避けるため関係国は努力を”
2022年 09月 28日
スイスの大統領は国内的には日本の総理大臣よりも権限がない。
連邦参事会の一人というポジションに過ぎません。
その上で、象徴的な意味合いで、元大統領が来られたということ。
安倍元総理大臣の「国葬」に参列したスイスのブルカルテール元大統領が広島市を訪れ原爆資料館を視察したほか原爆慰霊碑に献花して祈りをささげました。
27日の安倍元総理大臣の「国葬」に参列したスイスのブルカルテール元大統領は28日、広島市を訪れ、まず市役所で松井市長と面会しました。
この中でブルカルテール元大統領は、「核兵器の使用の脅威が高まっていてみんなが広島に来る重要性も高まっている」と述べました。
これに対し、松井市長は「核兵器をなくすという思いがまだまだ世界中に浸透していない。その思いを実現するための方法を考えてみてくださいと言える世界にしたい」と応じました。
このあと、ブルカルテール元大統領は原爆資料館を訪れ、副館長の案内のもと、当時の広島の街が原爆の投下による爆風などで一瞬で破壊された様子を再現した展示を視察したほか、これまでに資料館を訪れた各国の首脳がメッセージを記した芳名録に記帳しました。
そして、原爆慰霊碑に献花し、祈りをささげました。
ブルカルテール元大統領は記者団に対し、「過去と未来を結ぶために広島が大きな役割を果たしており、ぜひ多くの人に訪れてほしい。核の脅威が強まる中で使用を避けるためにすべての関係国が努力をすべきだ」と述べました。
27日の安倍元総理大臣の「国葬」に参列したスイスのブルカルテール元大統領は28日、広島市を訪れ、まず市役所で松井市長と面会しました。
この中でブルカルテール元大統領は、「核兵器の使用の脅威が高まっていてみんなが広島に来る重要性も高まっている」と述べました。
これに対し、松井市長は「核兵器をなくすという思いがまだまだ世界中に浸透していない。その思いを実現するための方法を考えてみてくださいと言える世界にしたい」と応じました。
このあと、ブルカルテール元大統領は原爆資料館を訪れ、副館長の案内のもと、当時の広島の街が原爆の投下による爆風などで一瞬で破壊された様子を再現した展示を視察したほか、これまでに資料館を訪れた各国の首脳がメッセージを記した芳名録に記帳しました。
そして、原爆慰霊碑に献花し、祈りをささげました。
ブルカルテール元大統領は記者団に対し、「過去と未来を結ぶために広島が大きな役割を果たしており、ぜひ多くの人に訪れてほしい。核の脅威が強まる中で使用を避けるためにすべての関係国が努力をすべきだ」と述べました。
by hiroseto2004
| 2022-09-28 19:09
| 反核・平和
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